風男塾、アニメキャラのなりきり衣装でハロウィンパーティー 運動会&ライブで充実のイベントに

 名古屋、大阪、東京の3都市にて、『風男塾presents ハロウィンパーティー2021 ~アニキャラ大集合!! 秋の体育祭~』を開催してきた風男塾。本稿では10月31日ハロウィン当日、東京・渋谷ストリームホールにて行なわれた最終日公演の1部をレポートしたい。
※写真は第2部のもの

 公演がスタートし、オープニングのVTRが流れ終わるとアニメキャラクターに扮したメンバーが1人ずつステージに姿を現す。葉崎アランは『家庭教師ヒットマンREBORN!』の雲雀恭弥、英城凛空は『進撃の巨人』のエレン・イェーガー、柚希関汰は『NARUTO -ナルト-』のうずまきナルト、偉舞喜雅は『モンスターズ・インク』のサリー、神那橙摩は『東京卍リベンジャーズ』のマイキー、紅竜真咲は『僕のヒーローアカデミア』の轟焦凍のコスプレだ。前半戦の運動会に際し、アランが開会宣言。雲雀恭弥になりきっての開会宣言だったため、メンバーからも会場からも思わず「声ちっちゃ!」とツッコミが入っていた。

 早速チーム分けのくじ引きへ。くじ引きの結果アラン、関汰、橙摩がドラキュラチーム、凛空、真咲、雅がかぼちゃチームでの対戦となった。1つ目の競技は、的となるメンバーに輪を投げて取った本数で競う「人間輪投げ」。先攻はかぼちゃチームで、的は凛空が務める。的までの距離が想像以上に遠いことに戸惑いながらも、順調に点数を重ねていく真咲と雅。凛空がナイスキャッチを見せ、メンバーから「おぉ!」という歓声も上がる。後攻のドラキュラチームは、橙摩が的役。順調に手でキャッチをしていたが、途中3つは頭でキャッチ。点数を重ねてドラキュラチームが勝利を収めていた。第2競技は「ロープ綱引き」。1試合目のアランVS真咲はアランが、2試合目の橙摩VS凛空は凛空が勝利。最終戦の関汰VS雅はかなりいい勝負だったが、驚異の体幹を見せつけた関汰が粘り勝ち。ドラキュラチームが2勝目をあげる。

 第3競技は「三輪車リレー」。第一走者は関汰と真咲。関汰はスイスイと三輪車を漕いでいとも簡単に戻ってくる。一方、真咲はペダルに上手く足がハマらず、なかなか前に進まない。ドラキュラチームの第2走者・橙摩が戻ってきてもスタートから数メートルまでしか進んでいないという状況だ。順調なドラキュラチームは第3走者のアランにバトンタッチ。アランがコースアウトしている間に、かぼちゃチームもやっと第2走者の凛空がスタートする。途中ハプニングはあったものの、かぼちゃチームは序盤の遅れを巻き返せずに敗北。ドラキュラチームが3勝目を掴んだ。

 第4競技は、「ダンスバトル」。ドラキュラチームは橙摩、かぼちゃチームは真咲がダンサーとして前に出て、残ったメンバーはビートボックスで盛り上げる。それぞれ全く違うタイプのダンスを全力で踊った結果、かぼちゃチームが初の勝利を収めた。続く5競技目は「目隠し風船割り」。風船を頭につけて目隠しするメンバー、目隠しをして風船を叩き割るメンバー、指示役にそれぞれ分かれ、風船が割れるまでの秒数を競うゲームだ。両チームともかなりスピーディに風船を割っていたが、勝者は15秒という記録を出したドラキュラチームであった。

 ここまで4勝1敗と大きく差をつけたドラキュラチーム。どうしても逆転のチャンスがほしいというかぼちゃチームの申し出により、最終競技「即興組体操」では勝利チームには5点が与えられる特別ルールが適用されることに。ドラキュラチームが「宇宙遊泳」、「キリン」、「自転車」、かぼちゃチームが「サーフィン」、「機関車トーマス」、「ゴジラ」というお題を、組体操で見事に表現。最終的には“青いモンスター”を上手く使って表現したかぼちゃチームに軍配が上がり、4対6でかぼちゃチームが逆転勝利という結果になった。

関連記事