INI、デビューシングル『A』オリコン1位に喜び メンバーによる“イノシシムーブ”レクチャーも

 2021年11月3日、CDデビューを果たしたINIが「INIデビューシングル『A』リリース記念配信イベント」を東京都内で行なった。

 生配信直前、「よろしくお願いします!」と登場したメンバーたち。オープニングでは、元気よく「皆さんこんにちは! Log in to us! INIです!」と挨拶し、リーダー・木村柾哉のMCでイベントが進行していく。まずは、西洸人、髙塚大夢、藤牧京介、尾崎匠海、松田迅、池﨑理人、後藤威尊、許豊凡、佐野雄大、田島将吾、そして木村の順に自己紹介。デビュー日を迎えた気持ちを問われた池﨑は、「ドキドキがすごくて、今日ちょっと大夢くんと将吾くんと3人で神社に行って大成功をお祈りしました」と、ヒット祈願に行ってきたことを明かしていた。

 ここで、シングルのタイトル名にかけて「デビューシングルのA(えぇ)ポイントアピール!」のコーナーへ。最初に指名されたのは「俺、えぇとこ知っとるで」と言っていた西で、「Rocketeer」の「ゴチゴチに揃ったダンス」をアピール。続いて指名されたのは尾崎。「自分のパート、いいですか?」と前置きした上で、「(自分が歌っている)〈見つけろ Satellite〉ってところの振り」をおすすめポイントに挙げていた。続く後藤は「曲ももちろんなんですけど、DVDもついています。めちゃくちゃ面白い内容となっております。僕たちを知らなかった方も絶対に好きになると思うんで、ぜひ見てください」とDVDをアピール。松田は、「『Brighter』の〈響かせてほしい〉ってところ」と自分のパートを挙げ、「僕が目立つパートで、自分の気持ちを皆さんに伝えられるように頑張ったので見てください」と語る。そして最後の池﨑は「ワンフレーズ、ラップします」と、「激しさ 儚さ 恋心 色んなジャンルあるのが『A』の良いところ」と即興ラップを披露してくれた。

INI

 その後のMV裏話では、松田から「Rocketeer」のMV撮影時のエピソードが。最終日に尾崎と自撮りをしていた際、顔のむくみがひどいことに驚いたという。その原因を聞かれると、「多分サイダーの飲みすぎ」という可愛らしい答えを返していた。木村は、タイトな衣装でサビ部分の振りを踊った際に衣装が避けてしまったと告白。木村の衣装を直すために一旦撮影を中止し、夕食タイムなってしまったという。続けて「撮影で髪の毛に赤いキラキラをつけたんだけど、取る時が大変だった」と田島が話すと、藤牧も「俺もめっちゃ痛かった」と同意していた。

 続いては、木村、田島、西によるダンスレクチャー。西は「Rocketeer」の〈もっと速く 突き抜け There's no gravity〉部分の“イノシシムーブ”をレクチャー。「引っこ抜く!」、「イノシシ走るくらいの感じ」、「はむはむはむ!」、「あとはイノシシになれば大丈夫」と、エモーショナルに説明。木村からは「もしかしたらダンスやってる人にしか伝わんないかもしれないね。だからこれをきっかけにダンスを始めてもらって。イノシシムーブってのがあるんだなーって感じてもらって」とフォローが入っていた。田島は「Brighter」の〈全部君で満たされていく〉の部分を非常に丁寧かつわかりやすく説明し、最後は木村からのリクエストで、ダンスブレイク中の西の振り、「ホッハ」をレクチャー。髙塚と松田、許もカメラに向かって「ホッハ」を披露すると、西は「いいねー!」と飛び上がって喜んでいた。

©LAPONE ENTERTAINMENT

 盛り上がっている中、突然謎のカウントダウンがスタート。映像が流れ、オリコンデイリーシングルランキング1位に輝いたというサプライズ発表が行なわれた。抱き合って喜び合うメンバーたち。お祝いのケーキも登場し、会場からも大きな拍手が送られていた。

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 最後はこの結果を受けて、1人ずつ挨拶。「誕生日企画の時に1位になりたいなと言ったんですけど、それが現実になって嬉しいです」(池﨑)、「自分たちのパフォーマンスでMINI(ファン)の皆さんを幸せにできれば、それが僕らにとっての一番の幸せです。必ず世界で活躍するという結果で恩返しをするのでついてきてください」(後藤)、「この時代、僕たち11人にしか生み出せないものがあるし、この瞬間MINIの皆さんとつながっているのも意味があると思います。これからも応援よろしくお願いします」(許)、「これからも一緒に素敵な思いでを作っていけたらと思います」(佐野)、「今、1位って画面を見て嬉しさでいっぱいです。これからも僕たちと一緒に歩んでいきましょう」(田島)、「『A』の名に恥じないスタートを切ることができました。ありがとうございました」(松田)、「デビューっていうのはこの瞬間しかなくて、1位という結果を残せたのは良いスタートダッシュになったと思います。これからも僕たちを信じてついてきてください」(尾崎)、「本当にMINIの皆さんのおかげだと思っています。これからも支えていただくことばかりだと思いますが、自分たちもMINIの皆さんに与えられるものをたくさん作っていきたいと思っています」(藤牧)、「今日という日がMINIの皆さんと僕たちの大切な記念日になって嬉しいです」(髙塚)、「本当に最高のスタートダッシュを切れました。でもこの現状に満足するのではなく、最高の瞬間を更新し続けていきたいです」(西)、「感謝の気持を忘れずにこれからも突き進んでいきたいですし、10人の最高のメンバーとこれから切り拓いていく明るい未来を皆さんに届けられるように頑張りたいと思います」(木村)とそれぞれ語った。途中、松田が涙を見せたり、木村のスピーチ中、尾崎と松田がグータッチをしたり、全身で喜びを表現していたINI。最後は、「MINIの皆さん、本当にありがとう! 以上、INIでした!」と感謝を改めて伝え、ステージを後にした。

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