BE:FIRST SOTA、SHUNTO、MANATO、RYUHEI……リスペクトから生まれるSKY-HIとの良好な関係性
レコメンドコメントで、「日高さん」と呼ぶ時の笑顔が眩しいMANATO。『あの日のTHE FIRST』でも「(SKY-HIの)オーラが凄かった」、「音楽をされている方、オーディション主催の方に褒められるのは嬉しい」と語り、嬉しそうな表情を見せていた。そんなMANATOは大好きなSKY-HIのもとですくすく育ち、花を咲かせた印象である。音楽に対するMANATOはとことん真面目で、努力家だ。とにかく練習をするタイプで、実際「基本一人でも朝練する」、「朝練習しておいたほうがその日の予習・復習にもなる」と話をしている。さらにチームを2つに分け、お互いにフィードバックし合うという練習方法も提案。常に真剣に、熱量高く課題に取り組んできた。その努力が自信となり、ステージ上のMANATOを輝かせているのだろう。
そして、RYUHEI。アーティスト・RYUHEIの骨子となっているのは冷静さだ。3次審査時の「ダンスの表現も歌に活用できるのかな」という言葉、チームメンバー全員分作成したto doリストなどオーディションを通してRYUHEIの冷静さや客観的な視野の広さを感じられるシーンは多々ある。だからこそ、スマートに成長を続けることができているのだろう。そしてもう一つ彼の原動力になっているのがSKY-HIの存在と言えそうだ。課題曲の審査時に「日高さんだったらもうちょっと腰を落とす気がする」とパフォーマンス中の仕草を考えたり、3次審査で「正統派のダンスで日高さんを驚かせてやろう」と語っていたり、クリエイティブ審査でSKY-HIに褒められて「腕掴まれちゃった!」と嬉しそうに笑顔を見せたり……。若くして的確な分析力を持つRYUHEIであれば、憧れの人と肩を並べるアーティストに成長していけることに間違いはなさそうだ。
各々のやり方で実力を磨き、持ち前のオリジナリティを発揮してステージ上で輝く4人。だが、ひと度ステージを降りれば普段をは違う一面を持つというギャップもある。この先も様々なことを吸収し、消化すると同時に、自分自身をブラッシュアップすることで、輝かしいアーティシズムを見せてくれるだろう。