NiziU人気に続くガールズグループ誕生なるか? 『Girls Planet 999』『Who is Princess?』…オーディション番組が盛況
正式デビューからまもなく1年が経とうとしているNiziU。コロナ禍でのデビューで、ライブ活動がままならなかったが、9月には『SUPERSONIC 2021』に出演。初の有観客ライブでファンを喜ばせた。さらに11月には『バズリズム LIVE 2021』への出演、11月24日には1stアルバム『U』をリリース予定と、1周年を前にその活動は加速度を増している。
国内外での活動が活発になっていけば、ダンス、歌唱力ともに確かな実力を持つNiziUの人気はより高まっていくばかり、というところだが、新たなガールズグループ誕生の準備も着々と進んでいる。
グローバルガールズグループ誕生は間もなく『Girls Planet 999 : 少女祭典』
注目度が高いのがMnet/ABEMAで放送中のグローバルガールズグループオーディション番組『Girls Planet 999 : 少女祭典』だ。IZ*ONEらを輩出した『PRODUCE』シリーズなどを手掛けるCJ ENMによるプロジェクトということもあって注目されている。参加しているのは韓国、中国、日本の3カ国から33人ずつ。合計で99人の中から、デビューメンバー9人が決定する。
特徴のひとつが序盤、各国から1人ずつの計3人が“CELL(セル)”を組んだことではないか。3人は運命共同体でミッションを成功させるというルールが組み込まれ、序盤ではCELLごと脱落することもあるという今までにないシステムだ。オーディション番組の視聴者の応援の仕方はさまざまだ。複数のメンバーを応援する場合もあれば、ひとりを応援する場合もある。終盤になってくると「○人と言わず、残っている全員でデビューしてほしい!」という目線になってしまう場合もある。
CELLシステムは、ひとりを応援すれば自然とほかの2人も応援することになる。また、参加者たちも、自分だけではなく、同じCELLのメンバーの実力も底上げしなければならない。どのオーディション番組でもグループ審査はあるので、メンバーの実力の底上げは課題となるが、今回は“運命共同体”。ひとりよがりはCELLの足をひっぱり、自分の怠惰はメンバーの足を引っ張る。最初にこのシステムがあったことで、自然とグループ活動をする上での心得も身についたのではないだろうか。
応募総数約1万3000人の中から選出された99人はスタート時からすでに高いレベルだった。トップ9に入るメンバーはダンス、歌唱力ともに安定した実力を見せていたが、下位圏でも目を見張るものがあった。さらにミッションの過程で磨かれたスターとしての素質、生き残る力。最終ステージに進出するファイナリスト18人が決定し、デビューメンバー9人が決まる最終ステージまで間もなく。TOP9入りしていたメンバーが最下位に転落するなど、最後までどうなるかわからない。