BTS RM、誕生日が故郷でも盛大に祝福される理由 読書やアート鑑賞を通じて社会に与えるポジティブな影響
そんな影響力を感じさせる出来事が今年8月にも起きていた。韓国のヒョヒョン出版社が、公式SNSにてRMに感謝を伝えるメッセージを投稿。『BTS Memories of 2020』の映像でRMが『夭折』(原題)というタイトルの本をテーブルに置いて食事する姿が出てたことから、絶版となっていた本作が18年ぶりに復活することになったためだ。
また、アートにも造詣が深いRM。度々SNSを通じてアート鑑賞する姿も披露している。今年の7月26日にはTwitterに「hobby」という一言を添えて、MMCAイ・ゴンヒコレクション特別展などを訪れた様子を投稿。8月9日にはアーティストのジェームス・ジーン(James Jean)の作品の前で笑顔で佇む写真をアップ。「RMが行った展示場には行列ができる」と言われているほど、彼の訪れた展示場には多くの人が注目を集める。ジェームス・ジーンがInstagramにて「Thank you RM」と更新していたことからも、きっと大きな嬉しい反響があったのではないだろうか。
そんなRMの自身のアート活動はというと、1月7日に「DTS」を披露したのが話題になった。それは7体のアヒル雪だるま。DACK(アヒル)の“D”をとって、BTSならぬDTSというわけだ。雪を挟むとアヒル型の雪だるまができるアイテムを1年前に購入したRM。待ちに待った雪の日にせっせと作ったというから、その姿を想像するとなんとも微笑ましい。誰もが何かを作ることを楽しむ喜びを教えてくれるかのようだ。
愛情深く知的で懐の深さを感じさせるグローバルグループのリーダーでありながら、そんな可愛らしい一面が両立しているのがRMの大きな魅力だ。今後もきっと多くの良い影響力を社会に与え続けてくれるに違いない。そして、RMが望むような温かな愛情あふれる世界になってくれることを、RMに染まる街々を眺めながら一緒に祈りたい。
※1:https://jp.yna.co.kr/view/PYH20210902179100882