日向坂46、乃木坂46から受け継がれたバトン 『高校生クイズ』メインサポーター抜擢の理由と期待

日向坂46『ひなたざか』

 日向坂46がメインサポーターを務める『第41回全国高等学校クイズ選手権』(日本テレビ系)が9月10日に放送される。5年連続でメインサポーターを務めた乃木坂46からバトン受ける形となった日向坂46が今回どんな活躍ぶりを見せてくれるのか。

 最近の日向坂は、見ない日がないと言っても過言ではないほど各メディアに引っ張りだこ。ライブやバラエティに全力で挑む姿勢と、休業メンバーがいてもその穴を感じさせない全員野球で、様々な苦難を乗り越え結果を残してきたチームワークの良さが評価されているのだろう。

 また、日向坂の楽曲は「キュン」や「ドレミソラシド」など青春恋愛ソングが多いが、「青春の馬」や「ソンナコトナイヨ」など聴く人を励ます応援ソングも素晴らしい。彼女たちの頑張る姿勢と明るい笑顔、そして背中を押してくれるグループの温かい雰囲気が応援ソングに見事にマッチし、グループの一つの方向性ともなっている。

 事実音楽配信サービス「AWA」が学習総合サイト「Studyplus」協力のもと受験生に向けたアンケートで、2020年の受験生が聴いた楽曲において、シングル表題曲ではないにも関わらず「青春の馬」が2位に選ばれるなど、ファンのみならず受験生世代からの支持も厚いことが判明した(※1)。こうした事実も相まってか、各イベントのアンバサダーに就任することも多く、なかでも全国高校対抗eスポーツ大会「STAGE:0」第1、2回の公式応援マネージャーを務めるなど、eスポーツファン以外からも注目を集めることに貢献し、白熱する大会に花を添えた。

 こうした実績からも、高校生クイズのメインサポーターはまさに適任だろう。そして日本テレビとも深い縁があり、彼女たちがブレイクするきっかけにもなる2017年の『KEYABINGO!3』に始まり、『HINABINGO!』シリーズ、ドラマ『DASADA』や『声春っ!』と冠番組や主演作が続き、2020年には日本テレビ『カラダWEEK』応援アーティストとしてテレビ局のキャンペーンを盛り上げていただけに、そうした信頼関係も今回抜擢された理由の一つかもしれない。

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