JUNON×アミューズオーディション各受賞者発表、グランプリは磯野泉 「スタートダッシュで走り出します」

 オーディション終了後はフォトセッションと取材会が行われた。グランプリに輝いた磯野は「小学6年生からずっと俳優になりたいという夢があって、それを友人に話して推薦していただいたんですが、まさかこんな結果になるなんて思ってもいませんでした。俳優の道のスタートラインに立たせていただくことができたので、スタートダッシュで走り出します」と喜びを語る。幼少期にモデル経験があるという準グランプリの澤田も、「めっちゃ嬉しいです。(名前を)呼ばれた時は戸惑ったんですけど、今ようやく実感が湧いてきたというか。嬉しさがこみ上げてきています」と喜びを顕わにした。

 そんな後輩2人に対し、野村は「おめでとうございます。150万……。でもね、あっという間に無くなるからね。(磯野の)出身は新潟でしょ? まず、こっち(東京)に来る資金で全部飛んでくから」と先輩としてアドバイス。恒松から「やめてくださいよ(笑)」とツッコミを受けていた。そんな恒松からは「ここからがスタートだと思うので、日々自分を磨くことに専念して。最初のスタートダッシュで上手くいかなかったり、頑張ってるけど結果が出なかったりすることもあると思うけど、自分を信じ続けて頑張っていただけたらいいなと思います。現場とかで一緒になったら嬉しいです」と激励の言葉が送られた。

 質疑応答では、磯野と澤田それぞれに「名前を呼ばれた瞬間の気持ちは?」という質問が。「地元の駅で新幹線に乗ったときからの思い出がぐわーっと頭をよぎって。今回のオーディションで関わってくださった方とか、応援してくださった方へ恩返しができると感じました」(磯野)、「『自分が呼ばれたんか?』という感じでした」(澤田)と胸の内を明かす。英語が得意という澤田は「自分が呼ばれたことにすごく驚いていて、でもすごく嬉しい。帰って家族を喜ばせられたらいいなと思います」という気持ちを英語でも披露していた。

 さらに、目標とする俳優を聞かれた2人は「アミューズ所属の俳優さんではないんですが……」と前置きをした上で、「藤原竜也さん」(磯野)、「新田真剣佑さん」(澤田)と答える。先輩2人からは、「(自分が)持っているものしか出せないので、自分自身を深めていったらいいのかなと思います」(恒松)、「芸能界ってそんなに特別じゃない世界なので、自分を貫き通して、自分の意思だけちゃんと持って生活していればいいんじゃないかなと思います」(野村)というアドバイスも。そして質疑応答が終了する間際、磯野が「さっきの共演したい俳優さんなんですけど、三宅裕司さん」と付け加える。それを聞いた野村は「だから、俺は!?」と嘆き、会場が笑いに包まれ、取材会が終了した。

オーディション公式サイト

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