超特急、新曲「CARNAVAL」に詰め込んだグループの勢い 有観客ライブや『コント×超特急』から得たものも明かす
コントを通じて役者としての目覚めも?
――楽しみといえば、4月に行われたコントライブの第2弾『コント×超特急其ノ弐~初キス大作戦~』も開催されます。前回は配信のみでしたが、フルサイズでコントをやってみてどうでした?
ユーキ:「よかった、初回お客さんいなくて」と思いました。お客さんがいることがベストなのかもしれないけど、いたらもっと緊張したと思うし。
タカシ:確かに。
タクヤ:でも第2弾はいますよ。
ユーキ:そうなんですよ。だから覚悟決めないとなって(笑)。
タクヤ:でも1回目をゲネプロみたいな感じでやれてよかったってことでしょ? 言いたいのは。
ユーキ:そうそう。感覚をちゃんと味わえたよね。これにお客さんが入るのかって。でも実際、今回来るお客さんは声を出して笑っちゃダメでしょ? それも辛いよね。
リョウガ:そうか、いるけど笑っちゃいけないんだ。
タカシ:みんな我慢しなきゃいけない。
ユーキ:じゃあ拍手でリアクションだね。
カイ:でもお客さんが入るとコントのテンポがすごく変わるらしいよ。拍手がおさまるのを待たなきゃいけないから。笑いの終わり待ち、拍手の止み待ちね。
――お客さんの笑い声がない中でフルサイズのコントをやるのは至難の技だと思いますが、逆に集中できたということでもあったんでしょうか。
ユーキ:うん、確かにそうですね。集中できた気はします。だから大きなハプニングもなかったし。
タクヤ:それ、あなたが言いますか(笑)!
ユーキ:あ(笑)。(セリフを)飛ばしたりしても、上手いこと「(有村)架純ちゃん」に軌道修正していただきました(笑)。
タクヤ:いや、俺「布」だから(笑)。
全員:(笑)。
――ちなみに練習ってどれくらいされたんですか?
タカシ:3~4回くらい? もっと?
カイ:その他の部分の収録とかもやってたから多く感じるけど、コントの部分を合わせたのはそれくらいだったね。
――いろんな番組で場数を踏んで来ているから、ベースはできてるわけですね。
カイ:いやいや、僕らにコントのベースは一切ないですよ(笑)。ひたすら真面目に生きてるんで。愚直に。
リョウガ:え(笑)?
――(笑)。さて、2回目となる今回の見どころはどういうところになるんでしょうか。
タカシ:前回のコントで、リョウガが(タクヤ演じる布ちゃんと)キスできるチャンスがあったのにできなかったということで……。まだ台本をいただいてないのでどういう話の流れになるのか詳しいところまではわからないんですが、タイトルに『初キス大作戦』ってあるくらいですからね。たぶん前作よりもパワーアップした、はちゃめちゃ感はあるんじゃないかなと思うんですけど。
――客席のテンションも上がりそうですね。
カイ:どうなることやら(笑)。でも、僕ら的には意外とお客さん云々ではないというか。この前もそうだったんですが、ステージに立つと、画面の向こうの皆さんを笑わせるのはもちろんなんだけど、それ以前に、僕やユーキ、タカシは本筋のキャラじゃなくそこに出てくる変なキャラが多かったから、この2人(リョウガとタクヤ)と現場のスタッフさんを笑わせればよかったんですよ。そういう意味でそっちに集中できたから、ある意味よかったんです。その感じで、次もできたらいいのかなと思うんですよね。だから楽しみ。
――コントって笑いが取れた時の喜びみたいなものはもちろんあると思うんですが、難しさってどういうところにあると思います?
タクヤ:“間”じゃないですか。あともうちょっと間が長ければ、逆に短ければもっと面白かったのに、みたいなこと、テレビとか見ててありません? 個人的に「もうちょっとこうだったらな」とか思いながら見ることがあったりするので、絶妙な間って難しいんだなっていうことはすごく思いますね。あとは単純に、セリフを覚えるってこと(笑)。
ユーキ:はぁ……(ため息をついて天井を見る)。
タカシ:上、見てる人がいます(笑)。
ユーキ:次、どういう役が来るのか超怖い。
タカシ:めっちゃ長台詞とかあるかもしれないしね。
――でも結果的に、役者としての腕も磨かれることにもなるのでは?
ユーキ:確かにそうですね。コントができたらなんでもできるって言うし。
タクヤ:そうなの(笑)?
ユーキ:もしかしたら、コントを通じて役者として目覚めるかもしれません。まだ孵化していない卵が(笑)。だから今度は、<コント師・超特急>と、<役者の筋あるんだな、超特急>っていう目で見ていただければと思います(笑)。
――ユーキさんの今の表情を、動画でお伝えできないのが残念です(笑)。
ユーキ:はい、もう自信に満ちあふれてますから。
リョウガ:自分で言うなよ(笑)。
カイ:(前回は)前日なのにセリフ覚えてないっていう、まさかの事態だったからね(笑)。
ユーキ:怖いんだよな、マジで。飛ぶのよ、超あがり症なんで。
タクヤ:台本通りにやろうとするからダメなんだよ。ある程度の流れを入れておけばいいの、アドリブで。コントなんだから。
ユーキ:本当っすか!
リョウガ:さすが先輩。
ユーキ:でも、アドリブも行き過ぎると忘れちゃうし。
カイ:声出すタイミングとかね。
ユーキ:そう。大声出すと飛ぶからね。セリフって。
リョウガ:……向いてないかもよ。
ユーキ:おい(笑)! でも次は、ちゃんと自分を保ちながらやれるように頑張ります。
――楽しみにしています(笑)。では最後に、8月14日と15日に行われる『EBiDAN THE LIVE 2021』への意気込みをお願いします。
カイ:出てくる芽は全部摘みます(笑)。出る杭は打ちます(笑)。
タクヤ:イヤな先輩(笑)。
タカシ:(笑)。2年ぶりなので、それこそ新しいグループもできましたしね。またちょっと違った『EBiDAN THE LIVE』になるんじゃないかなと思います。もちろん後輩も、同期のDISH//とかも本当に素晴らしいと思うんですが、その中でも超特急はすごいグループなんだぞということを、『EBiDAN THE LIVE』を見てくれている方にあらためて伝えていけたらなと思いますね。いろんなグループのファンの方が見てくださると思うから、そこはちょっと頑張りたいなって。
――シャッフルユニットなど、『EBiDAN THE LIVE』ならではの見所も必見ですね。
タクヤ:みんなと久々にライブで会えるね。(DISH//の北村)匠海にいきなりプロレスの技、かけてみる(笑)?
ユーキ:懐かしい(笑)!
タクヤ:まだみんなちっちゃい頃なんですけど、レッスンの休憩中にプロレスごっこして遊んでたんですって。
リョウガ:あははは!
タカシ:俺はDISH//とババ抜きをやって負けて、一発芸やらされてマジで恥ずかしかったから、そのリベンジしたい!
タクヤ:じゃあDISH//の誰かにやらせよう(笑)。
――実際はどんなことになるのか、ライブ当日を楽しみにしていただきたいですね(笑)。ありがとうございました!
■リリース情報
「CARNAVAL」(読み: カルナバル)
配信日: 7月21日(水)
公式HP:https://bullettrain.jp/
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