佐藤結衣の『ラジオdeジャニログ』
V6 三宅健、ラジオなのにダンスレクチャーで大盛り上がり? 褒めて伸ばす“教え上手”な一面も
「あれだけ柔らかいならめちゃくちゃ(足が)上がるんじゃない?」と、今度はサマーアイズくんに足上げをリクエスト。すると「嘘でしょ! 柔らかい。ちょっとビデオ撮らせて!」と撮影まで開始するテンションの上がりっぷり。ふと「なんで俺、自分のマネージャーさんの映像撮ってんだ」とツッコミながらも、「足上げまで、3、2、1」と心から楽しんでいることが伝わってきた。
さらに「それができるんだったら、このさロックダンスってあるじゃん……」と、ダンスステップの講習がスタート。もしや、三宅の「教え上手」とは、この楽しい気分で自然とダンスレッスンに誘導するところから始まっているということだろうか。
「ロックダンスって代表格でいったら中居(正広)くんがやってきたんだけど、そのなかにウィッチウェイとかウィッチアウェイって呼ばれる、お猿さんの移動みたいな動きがあるの。僕たちの楽曲でいうと『Believe Your Smile』の中に、その振り付けが入ってるんだけど。手を自分の腰より下のあたりにグーで握って置いて、足をガニ股で右左交互に横に動かす、スライドさせるステップなんだけど……いくよ」と説明すると、トントントンと三宅の軽やかなステップ音が聞こえてくる。
「右足をガニ股に上げて。今度は、この右足を下ろして左足を上げる。それを右、左、右、左って交互に。真ん中に集めてくる感じでやるんだけど……やってみて」と続けるのだが、イマイチ脳内再生できないという方は、avexの公式YouTubeにアップされている『Believe Your Smile(YouTube Ver.)』の1分45秒あたりを見ていただくと、想像が捗ることだろう。
促されるままにステップの練習をしていたサマーアイズくんが「難しいことやってるんですね、ジャニーズって(笑)」と苦笑すると、「難しいんだよね」と、すぐにできないもどかしい気持ちに寄り添う言葉を投げかけていく。これも、苦労したことがあるからこその教え上手な部分と言えるだろう。そしてここで「お疲れ様」になるかと思いきや、「ウィッチアウェイ難しかったか。じゃあね、僕が難しかったステップやろうか」とまさかの別ステップのレッスンが始まる。
次にトライさせようとしているのは、番組冒頭で話したジャニーズで最初に覚えたステップのこと。「左足にまず乗るね。左、右、左、右、投げ出して、次は左、右って蹴るの」という説明と、『たよりにしてまっせ』のイントロ部分で披露されるというヒントから、おそらく「ブロンクス」と呼ばれる動きに近いステップのことではないだろうかと予想する。
「あ、今だと真ん中に重心が乗っちゃってるから、左にもっと乗らないと。そうそう、今いいよいいよ、そうそううそう、あ、上手上手! センスあるなぁ。いいね、できてるできてる!」と褒めてダンスの楽しさを伝えていく三宅。そしてついにレクチャーを受けたサマーアイズくんから、直接「教えるの上手ですね」の言葉を引き出すことに成功したのだった。
ちなみに、このステップはV6の新曲「MAGIC CARPET RIDE」にも入っているので「これをやれば『マジカペ』できるよ(笑)!」と声を弾ませるのも愛らしい。ジャニーズに入って最初に覚えたステップを、42歳の今も楽しく踊り続ける三宅。その姿に、改めて変わらない魅力を感じることができる放送だった。