KOSÉ 8ROCKSのISSEIが二冠を達成! 『D.LEAGUE 20-21 AWARD SHOW』で各賞発表
『第一生命 D.LEAGUE』の1stシーズンを締めくくる『D.LEAGUE 20-21 AWARD SHOW』が、7月8日に開催された。『第一生命 D.LEAGUE』は9チームが約半年間、 計12ラウンドのレギュラーシーズンを通し熱いバトルを繰り広げる日本発のプロダンスリーグで、2021年1月10日に開幕、7月1日に行われたチャンピオンシップにて初代王者がavex ROYALBRATSに決定したばかり。今回の『AWARD SHOW』では、活躍したディレクターやダンサーを発表、表彰するとともに、株式会社Dリーグより代表取締役CEOの平野岳史、チーフクリエイティブアドバイザーのEXILE HIRO、代表取締役COOの神田勘太朗らが登場。「D.LEAGUE 20-21 SEASON」を振り返るとともに、『D.LEAGUE 21-22 SEASON』に向けた展望を語った。
いつものダンスの衣装とは異なり、シックなスーツやドレス姿で登場したDリーガーたち。avex ROYALBRATS、KADOKAWA DREAMS、KOSÉ 8ROCKS、CyberAgent Legit、SEGA SAMMY LUX、SEPTENI RAPTURES、FULLCAST RAISERZ、Benefit one MONOLIZ、USEN-NEXT I’moonの9組が揃うと、代表取締役CEOの平野岳史は「『D.LEAGUE』の構想を考えて早3年、当初はうまくいくか不安だったが、1stシーズンを終えて、毎回のパフォーマンスがみんなの汗と涙の結晶だと感動した。みんな悔しい経験も多くしたと思うが、人間は悔しいときにこそもっとも成長する。パフォーマンスを通じて、そのことをファンの皆さんに届けられた」とDリーガーたちを讃えた。
オーディエンスからもっとも多くの「FAV」を得た「MOST FAV DANCER」には、avex ROYALBRATSのKAITA、KOSÉ 8ROCKSのISSEI、SEGA SAMMY LUXのHINATA、SEGA SAMMY LUXのTAKI、USEN-NEXT I’moonのAIRIの5名がノミネートされ、KOSÉ 8ROCKSのISSEIが受賞。COOの神田勘太朗より賞金の100万円を渡されると、ISSEIは「僕が一番好きなダンスで、こういう場に出ることができて嬉しい。もっと愛されるように頑張りたい」と笑顔を輝かせた。
チーム単位でオーディエンスからの支持が多かった「MOST FAV TEAM」には、1stシーズンの勝者でもあるavex ROYALBRATSが選ばれた。「MOST FAV DANCER」にもノミネートされたKAITAは「これからもファンの皆さんを喜ばせるために、最高のパフォーマンスを届けたいと思います」と伝えた。
特別功労賞が、レギュラージャッジの坂見誠二(DANCER JUDGE)と黒須洋嗣(ENTERTAINER JUDGE)に贈られると、坂見は「最初は厳しくジャッジしようと頑張っていたけれど、やっぱり無理でした。悩みに悩んだ1stシーズンでした。本当にお疲れ様でした」「皆さんの成長を見ていたから、途中から親心のような気持ちで見ていたところがあると思います」とコメントし、感極まった表情を浮かべた。
もっともクリエイティブなディレクターを表彰する「MOST CREATIVE DIRECTOR」は、SEPTENI RAPTURESのakihic☆彡が受賞。賞金の100万円を受け取ったakihic☆彡は「めちゃめちゃ嬉しいです! 『D.LEAGUE』に携われたことに感謝している。いろんな大会で優勝してきたけれど、今回は自分ではなく、ついてきてくれるメンバーを輝かせることを考えてきた。みんなが信頼してくれる“パパ”になれたかな?」と語り、メンバーから温かな拍手を送られた。
もっとも素晴らしいダンサーに贈られる「MVD OF THE YEAR」には、avex ROYAL-BRATSのKAITA、KOSÉ 8ROCKSのISSEI、CyberAgent LegitのTAKUMI、SEGA SAMMY LUXのCANDOO、SEPTENI RAPTURESのMiYUの5名がノミネート。栄冠を手にしたのは、KOSÉ 8ROCKSのISSEI。「MOST FAV DANCER」との二冠に輝いたISSEIは「信じられない! 夢じゃないですよね?」と驚きつつも、「この結果は皆さんのおかげ。僕が選んでいいなら、ここにいる全員がMVD。また一緒に『D.LEAGUE』を盛り上げていきましょう!」
チーフクリエイティブアドバイザーのEXILE HIROは、1stシーズンを振り返り「感動しました。刺激とエネルギーをいっぱいいただきました。過酷な状況の中であれほど素晴らしいショウを見せてくれて、『D.LEAGUE』は子どもたちに大きな夢を与えられる場所になるし、Dリーガーたちが親孝行をする場所にもなると感じた。1stステージの教訓を生かして、今後も継続できるように頑張っていきたい」とコメントしつつ、2ndステージに向けて「ダンスはエンタテインメントでありつつ、スポーツの側面もある。その魅力をさらに伝えていきたい」と抱負を述べた。
締め括りには、新たに参戦するdip BATTLES、LIFULL ALT-RHYTHMの2チームがお披露目パフォーマンス。来シーズンへの期待を高めて、『D.LEAGUE 20-21 AWARD SHOW』は幕を閉じた。