西川貴教、“肉体美”を維持するためのストイックな取り組み 食に対する意識の変化も明らかに

 昨年50歳を迎えた西川貴教には様々な顔がある。T.M.Revolutionとしてのアーティストの顔、ロックフェス『イナズマロック フェス』も主催する地元・滋賀での「滋賀ふるさと観光大使」、朝ドラ『スカーレット』(NHK総合)出演の俳優、さらにデビュー20周年に設立した「株式会社突風」の代表取締役社長としての顔も。そして、近年西川のパブリックイメージとして強く印象づけられているのがアスリート並みのその筋肉だ。

西川貴教『Eden through the rough』(通常盤)
西川貴教『Eden through the rough』(通常盤)

 昨年は『ベストボディ・ジャパン 2020日本大会』に出場し、モデルジャパン部門ゴールドクラス(50代)で優勝。2021年は『ベストボディ・ジャパン』の日本代表ということになる。「年内いっぱいはイジってください」ーー自信満々にそう語ったのは、6月26日放送の『人生最高レストラン』(TBS系)でのこと。

 日々、身体を鍛えている西川が自分へのご褒美に行くお店が東京・北青山にある「ウルフギャング・ステーキハウス」。西川が直近で店に訪れたのは昨年の12月。日本大会の優勝後に、付き添ってくれていたトレーナーと一緒に優勝記念で行った際のことだ。

 「タンパク量と脂質の量で美味しさよりもマクロ(栄養素)を見る」とアスリートとしての片鱗を覗かせる西川に、MCである加藤浩次は「食いなさいよ! 顔色悪いですよ!」と別の角度からイジりを開始する。しかし、そんな加藤の指摘も案外的確ではあった。昨年は『ベストボディ・ジャパン』の地方大会を経て日本大会に出場し、合計8か月間減量に挑んでいた。そのため、大会終了後に普通のご飯を食べるのが怖くなってしまったのだという。食べないことが当たり前だった西川にとっては、ドーナツといった糖質だらけの甘い食べ物は罪悪感の塊。「ぶっ飛びそうになる」と話すほどに、西川にとってはドーナツが麻薬級の食べ物へと変化しているのだ。

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