Billboard JAPAN、2021年上半期チャート発表 優里、SixTONES、YOASOBIのコメントも
「米国ビルボード」及び「ビルボードジャパン」(日本におけるBillboardブランドのマスターライセンスを保有する株式会社阪神コンテンツリンク)が、2021年上半期チャートの受賞楽曲・アーティストを発表した(集計期間:2020年11月23日~2021年5月23日)。
2021年上半期の総合ソングチャート「Billboard JAPAN HOT 100」は、優里「ドライフラワー」が総合首位を獲得。「ドライフラワー」は2019年12月に配信された「かくれんぼ」 で歌われた「彼女」のその後を、女性目線で描いたアフターストーリー。集計期間内で累計ストリーミング回数が2億7,585万5,527再生を記録し、昨年度の年間首位に輝いたYOASOBI「夜に駆ける」に続き、CDシングルのリリースがないにもかかわらず総合首位を制した。そして2位はLiSA「炎」、3位はBTS「Dynamite」が獲得。トップ3にはストリーミング、ダウンロード 、 動画再生といったデジタル領域でロングヒットを記録する楽曲が並んだ。
総合アルバムチャート「Billboard JAPAN HOT Albums」は、SixTONES『1ST』が首位を獲得。集計期間中に572,074枚を売り上げた本作はデジタル配信されていないものの、CDセールス1位、PC読み取り回数のルックアップで2位を記録し、トップとなった。続く2位は ダウンロード1位、ルックアップ1位のYOASOBI『THE BOOK』、3位はMr.Children『 SOUNDTRACKS』が獲得した。
総合ソングチャートと総合アルバムチャートのポイントを合算したアーティストランキング「Billboard JAPAN TOP Artists」では、YOASOBIが首位に。YOASOBIは「JAPAN HOT 100」トップ10に5曲がチャートインしており、楽曲だけではなく、アーティストとしての認知度も拡げた。今年度の上半期では「うっせぇわ」が話題を呼んだAdoを筆頭に、TiKTokやYouTubeに代表される動画サービスを中心に活躍する新人アーティストがチャートを席巻。コロナ禍が続き、音楽を“視聴”する習慣が定着したことで、多様な楽曲にアクセスできるようになり、ユーザー参加型の楽曲が勢いを増した。また、オンラインライブ市場も拡大している。
優里 2021年上半期総合ソング1位獲得記念コメント
僕も毎週発表されるチャートを見て、こんなにたくさんの方が聴いてくれてるんだなと嬉しい 気持ちになりましたし、まさか上半期の1位になるだなんてまったく想像もしていませんでし た。すごくびっくりしていると同時に、とても嬉しいです。ありがとうございます。
SixTONES 2021年上半期総合アルバム1位獲得記念コメント
僕たちのファーストアルバム『1ST』というアルバムが“1ST”(1位)を頂き、本当に感謝で す。ありがとうございます。より多くの方々に僕たちの音楽を届ける事が、僕たちの一番の目 標でもありますので、こうして1位を頂けたという事は、それが少しでも実現できたのだ、と 素直に嬉しく思います。将来リリースするであろうセカンドアルバムは、きっとこの『1ST』 とはまた全然違った作品になる思いますが、今後も一人でも多くの方々にSixTONESを知って もらい、SixTONESの音楽を聴いてもらえるよう、活動していきたいと思います。その結果、 また1位という称号を頂けると嬉しいなと思いますので、まだまだSixTONES頑張っていきま す! ーージェシー
YOASOBI 2021年上半期トップ・アーティスト1位獲得記念コメント
めちゃくちゃ嬉しいです。自分たちとしても色々なチャートを追いかけていくなかで、 YOASOBIの名前がランキング内に複数ある場面を見かけていて。もちろん先導してくれたの は「夜に駆ける」なんですけど、それ以外の過去の曲も、自分たちですら驚きのタイミングで 何かのチャートに入ったりしていたので、色んな層の方に聴いていただけているんだろうなっ ていうのは、わりと肌感覚でも実感しています。 ーーAyase(コンポーザー)
ちょうど去年の今頃は「夜に駆ける」が色んなチャートに入り始めた時期だったんですよね。 それから1年間、たくさんのシングルをリリースしてきて、「夜に駆ける」に引っ張ってきて もらった私たちも、少しずつYOASOBIとして認知してもらえるようになってきたのかなって 、そんなふうにこの1年間の歩みをすごく感じます。 ーーikura(ボーカル)
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