Sexy Zone 中島健人は“有言実行の男” 抜群の発想力でオンリーワンなアイドルに

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 Sexy Zoneのラジオレギュラー番組『Sexy ZoneのQrzone』(文化放送)に、中島健人が久しぶりに登場。5月31日の放送では「アリアナ・グランデにフラれました」と、ファンに報告した。そうした個人的な事情も含め、Sexy Zone10周年、新CM発表、夏ドラマW主演、Instagram開設と、中島の周りはいつも話題が溢れている。

 本稿では、オンリーワンのアイドルとして存在を確立しつつある中島健人の魅力について、近況を踏まえ改めて考えてみたい。

 冒頭で触れたアリアナ・グランデのことは、中島のためにも誤解のないよう説明しておきたい。2019年、同番組にて「もし記者だったらインタビューしたい人」として、中島がアリアナの名前を挙げたことが始まりだろうか。彼女の音楽や“ラブ・ジャパン”な一面を「好きです。会いに行きたいですね」と告白し、ジャニーズwebの連載や雑誌でも、しばしばアリアナ愛を語ってきた。

 そんなアリアナの結婚報道に際し、ざわつくファンの声は中島にも届いていたようだ。いつでも、どんなことに対しても真剣なのが中島の大きな魅力であるから、アリアナへの想いの強さはファンも承知していたのだろう。中島は、アリアナとの恋について「あと一歩だった」と語り、自身主演のドラマタイトル『彼女はキレイだった』にかけて失恋を振り返った。

 「でも大丈夫。まだビリー・アイリッシュがいるから」と、持ち前のポジティブで、ワールドワイドな次の恋へと踏み出そうとしている中島。この日は、アリアナに贈る曲として彼女の「thank u, next」をセレクト。アリアナの幸せを祈る言葉を添えつつも、選曲からは少々、未練を感じてしまうのは気のせいだろうか。

 中島が持つ、こうした「オタク感覚」は実に愛おしいもので、この感覚が彼をアイドルたらしめているように思う。好きなものにはとことん恋をする中島だからこそ、自身に恋するファンの気持ちが分かるのだろう。

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