SKY-HI、avex artist academy 東京校開校式で語った才能を伸ばすコツ 「幸せや成功を掴み取ってほしい」

 5月29日、avex artist academy 東京校の新校舎の開校式が開かれた。原宿から渋谷に移転してリニューアルオープンしただけでなく、カリキュラムも刷新して全体的に生まれ変わったという。

生見愛瑠、SKY-HI

 「何になりたいかを問う。」をモットーに、新人発掘育成のためのプロフェッショナル養成スクールとしてダンスアーティスト総合コース、クリエイターアーティスト総合コース、シアター総合コースの3つのコースを用意。何を習いたいかでなく何になりたいかでコースを選ぶことで着実にデビューまでの道のりを歩んでいけるようなカリキュラムになっている。

 数々の著名な人材が講師陣やディレクターとして所属しており、AAAからDa-iCEまで様々なアーティストの育成に関わった実績豊富な講師陣とともにトレンドを掴みながら学んでいくことができる。

 アウトプットの強化も新たなカリキュラムのこだわりとし、新校舎にはレコーディングや映像撮影を行うことができるスタジオが多数設置されたという。

 開校式の中盤にはSKY-HIと、”めるる”こと生見愛瑠が登壇。新校舎を訪れた感想を尋ねられると、その外観やスタジオに対する感動を述べた。

 中でもめるるはavex artist academy 名古屋校の出身。自分がアカデミーに在籍していた頃のレッスンやスケジュールについても触れた。

 また、zoomで参加していた全国の受講生がモニターに映されると、芸能界を目指したきっかけやデビューまでの流れ、など質問コーナーが行われた。

 表現者として大切なことを問われるとSKY-HIは、「芸能界という風に区切るのではなく、どんな人でも、日常の延長としてステージに立つのか他の仕事をするのか、というだけで皆同じ生き方」とした上で、「自分が何者であるか、どんな人間としてステージに立ちたいかなどを掲げてそれに乗っ取っていきていってほしい」と答えた。

 それに続けて、「感謝を忘れない」「自分にあったことを楽しんで続けて行くこと」と、めるるはシンプルだが大事なことをアドバイスした。

 開校式後に行われた囲み取材では、自身でもオーディション『THE FIRST』を主宰しているSKY-HIに対し、こうした機会において一番大事なものは何かという質問が飛んだ。SKY-HIは、「人間の数だけ才能の形も音楽性も、成功の形も違う」と述べ、自身の立場においては”型にはめないでできるだけ大きく見ることが我々には求められている”、そして、受ける側である受講生に対しては”こういうアーティストでありたい、こうなりたいっていうのを強く持つことが才能を伸ばす一つの鍵”とした。

 最後にSKY-HIとめるるはそれぞれ受講生に対してのメッセージとして、「こうでなければいけないというのはないし、こうなりたいという想いに限界はない。自分にとっての幸せや成功を掴み取っていってほしい」「目標を諦めずに全力でレッスンをがんばってほしい、わたしもがんばりたい」とコメントした。

avex artist academy 公式サイト
https://aaa.avex.jp/

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