日向坂46 濱岸ひより、「君しか勝たん」フォーメーションで2列目に 急成長遂げたパフォーマンス力
5月26日にリリースされる日向坂46のシングル『君しか勝たん』。表題曲のセンターに加藤史帆が抜擢されるなど、様々な動きがあった。なかでも注目したいのは、表題曲で初の2列目となった濱岸ひよりだ。今回はそんな彼女にフォーカスしたい。
濱岸は、二期生・小坂菜緒や金村美玖と同学年の2002年組。小坂は日向坂46のエースとして、金村は小坂の良きライバル的存在として急成長を遂げている。一方濱岸は167cmという最高身長のスタイルと可愛らしさを兼ね備えたグループにはいないタイプの逸材だ。パフォーマンス面でも、バレエ経験者ならではのダンスの美しさと安定した低音が出せる歌声で“ステージ映え”する存在感もある。いつエースになってもおかしくないポテンシャルは元々あり、一度休業して出遅れている分、濱岸の覚醒が期待されるのは必然の流れだ。
2019年6月に活動休止を発表し、2020年2月4日に行われた『日向坂46×DASADA LIVE&FASHION SHOW』で本格復帰した濱岸。当時は緊張からかまだ不安要素があったものの、同年7月に行われた配信ライブ『HINATAZAKA46 Live Online, YES!with YOU! ~“22人”の音楽隊と風変わりな仲間たち~』ではこれまでのライブとガラッと表情が変わった。彼女自身が垢抜けたことに加え、余裕を感じる笑顔やカメラを意識した気を抜かない表情などパフォーマンスもズバ抜けて輝いていた。
復帰後は『日向坂で会いましょう』(テレビ東京)にも参加し、濱岸の大好きな宝塚ネタで番組MCのオードリー・春日俊彰に宝塚メイクを施したり、自身も宝塚スター風の男装で“ハートロワイヤル”として変身したり、同番組での活躍する機会も増えた。演技でも各坂道の選抜メンバーが出演するドラマ『ボーダレス』(ひかりTV)で、弱視の少女という難役を見事に演じた。自身のキャラの延長線上にある演技ではなく別人格をしっかり演じていて、今後役者としての活躍にも期待がかかる。