なにわ男子、Aぇ! group……注目集める関西ジャニーズJr. 西畑大吾ら“年長組”がもたらす空気感
関西ローカルの音楽特番『カミオト -上方音祭-』(読売テレビ)が5月1日に放送される。同番組には、関西に縁のある数々のアーティストが出演。その中で注目したいのが、ジャニーズJr.内グループのなにわ男子とAぇ! groupだ。なにわ男子は番組のSPサポーターとして番組を盛り上げつつ、パフォーマンスではオリジナル曲の「ダイヤモンドスマイル」を披露する。Aぇ! groupはTOKIOの「リリック」を高校生とのコラボで披露。彼らの売りのひとつでもある、バンドパフォーマンスが見られることも期待されている。
今や、関西ジャニーズJr.の中でも注目を集める2組。同世代や元同じグループのメンバーがいることもあり、それぞれ切磋琢磨しながら邁進している。そこで今回は、今注目を集めるこの2グループの“年長組”に注目してみたい。
なにわ男子の年長組は藤原丈一郎、大橋和也、西畑大吾の3人。藤原は2004年2月、大橋は2009年4月、西畑は2011年4月入所で、長年関西ジャニーズJr.として経験を積んできたメンバーだ。なにわ男子でのこの3人を見ると、非常にバランスがいい。藤原は25歳の最年長で、最年少の長尾とは6歳差、入所は約10年違う。かなりの経験があるが故メンバーの間違いはしっかり正すが、自らいじられキャラになったり、メンバーをそっとフォローしたり、さり気なく調和を図っている。いつもニコニコしている大橋は、メンバーを笑顔にするリーダーだ。グイグイ引っ張るタイプというよりも、楽しい雰囲気を作ってメンバーたちの力を発揮させるタイプと言えよう。スベっても果敢にボケていくスタイルも、年下メンバーにとっては頼もしいのかもしれない。
西畑はセンターをやっているだけあって、しっかり者。MCとして場を仕切りつつも、さり気なく先輩である藤原や大橋を立てる場面も見られる。周りをよく見て自分から前に出ていったり、サポートに回ったり、柔軟に動けるのも彼の強みだろう。この3人でグループを盛り上げているが、年下組に花を持たせる場面も少なくない。実際、年下組がのびのび立ち振る舞っている様子も伝わってくる。長年培ってきた経験をもとに、周りをしっかり見ることができる3人だからこそ、なにわ男子のいい雰囲気ができているのではないだろうか。