OWV 本田康祐&佐野文哉、中川勝就&浦野秀太……ペアだからこそ見える魅力
もう1組の中川と浦野は、ボーカル面でOWVを牽引している2人だ。浦野の伸びやかな高音はもはやOWVには欠かせない武器になっており、中川の低音ラップも必聴。しかも中川はメロディも歌いこなす器用さを持っている。この2人の声がOWVのパフォーマンスの完成度に大きく寄与していると言っても過言ではないだろう。
時に息の合ったボーカルとラップを見せる2人だが、全く異なる性格を持っているのも面白い。中川は「ホントのホントに人に慣れるのに時間が掛かるんです」(※2)と自称するほどの人見知り。だが、類まれなる愛らしい天然ぶりで笑いを取ることも多くなり、浦野も「勝くんは壁を作らなくなって、よりフランクになった気がします。より面白さが上がった!(笑)」(※2)と話している。対して浦野は紛うことなきムードメーカー。『PRODUCE 101 JAPAN』でも、様々な練習生たちと楽しそうにじゃれ合っている姿が多々あった。かと思えば、公式YouTubeにアップされている動画「激辛料理にチャレンジ!~食べきってライブ成功祈願~」などに見られるように、大きな声で騒ぐ中川と、冷静な浦野という逆転の姿が見られるのも、この2人ならではのバランスの良さ。見ていて自然と笑顔になってしまう魅力を持っている。
タイプは違えど、ダンスもグループも引っ張る本田と佐野。性格はもちろん、歌やラップでもいろんな面を見せてくれる中川と浦野。こうしてペアで注目してみると、より深いOWVの魅力が見えてきそうだ。
※1:https://natalie.mu/music/news/398665
※2:https://www.oricon.co.jp/news/2179653/full/
※3:https://qjweb.jp/feature/45318/