JO1、OWV、円神……衣装で魅せる“日プ”発グループの個性 過去作から傾向を解説

 2021年、いよいよ『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』が始動。練習生101名がお披露目され、国民プロデュースによる「オンタクト能力評価」が行われた。もはや説明するまでもないが、“SEASON 2”の前身番組である『PRODUCE 101 JAPAN』(通称“日プ”)から誕生したグループと言えば、JO1だ。アジア最大の音楽授賞式“MAMA”こと『2020 Mnet ASIAN MUSIC AWARDS』に出演するなど、今や日本のみならず海外からも注目を集めるほど成長し、大躍進を遂げた。OWVや円神といった元練習生たちで結成されたグループの活躍も華々しい。同じ番組出身ではあるが、どのグループもしっかりとグループコンセプトを持ち、唯一無二の存在感を発揮している。各グループの特徴について詳細に執筆したいところではあるが、本記事では、それぞれの衣装コンセプトについて取り上げたい。

JO1『CHALLENGER』(通常盤)

 JO1は2月20日、オンラインライブ『JO1 Live Streaming Concert「STARLIGHT DELUXE」』を開催。宇宙旅行をイメージした演出やセットリストに合わせ、星空を思わせるかのような煌びやかなネイビーカラーの衣装、純白のシックな衣装など、今ライブでお披露目された新衣装は本当にどれもとても素晴らしかった。学生服姿でのパフォーマンスもあり、現役高校生の豆原一成はもちろんのこと、JO1の爽やかで明るい雰囲気と制服は抜群に相性が良いと感じた。「やんちゃ BOY やんちゃ GIRL」や「My Friends」で見せた11人の仲良くわちゃわちゃした姿はまるで本物のクラスメイトのようでもあり微笑ましい。また、制服と言えば、2ndシングル『STARGAZER』のビジュアルでもブレザーや学ランといった学生服をベースとした衣装で注目を集めた。とくに「OH-EH-OH」のMVで披露している“少し悪っぽい”11人の学ラン姿は、今までのライブで見せた制服姿とはまた違った雰囲気の11人を楽しめる。

JO1|’OH-EH-OH’ MV

 と、ここまで制服が似合うグループとしてJO1について執筆したが、彼らのすごいところは、イヴ・サンローランのシックなジャケットも着こなすところ。歌やダンスだけでなく、自身の魅せ方にも手を抜かない彼らだからこそだろう。

OWV『Roar』(通常盤)

 3月31日にリリースされる3rdシングル『Roar』で「野生感」と「貴公子」を組み合わせた“野公子”なビジュアルを披露したOWV。ナポレオンジャケットをベースにライダースのディテールをプラスした衣装は、貴公子の咆哮(Roar)を表現。黒と白で統一されたかっちりとした綺麗目なスタイルは、OWVの放つ大人の風格を倍増させている。デビューシングル『UBA UBA』では、ブラックを基調とした衣装に、本田康祐の赤髪や佐野文哉の青髪が映え、カラフルな衣装よりもパッと目を引いた。グループカラーであるブラックを衣装に取り入れることで、個性豊かな4人のスタイルをうまく統一しているように思う。また、「色気」がクリエイティブコンセプトの2ndシングル『Ready Set Go』では、コーラルピンクのスーツ姿を披露。あえて肌見せはせず、かっちりとしたスーツスタイルでもしっかりと色気を表現できるのは、本人たちがすでに色気を持ち合わせているからこそだ。

OWV – 「Roar」Relay Dance