マカロニえんぴつ、配信ライブで全国に届けた“希望” 『マカロック振替配信ワンマン』レポート

 「去年はどうだった?」との問いかけに長谷川は4キロのダイエットに成功した(しかしその後リバウンド)エピソードを披露。昨年はメジャーデビュー発表、レコーディング、アルバム2枚発表、『Mステ』はじめ多数のテレビ出演と、充実した年であり、スタッフにも改めて感謝した年だったと振り返った。

 「希望は急にどっかへいなくなってしまうものだと思う」「だからこそ、希望を探すのではなく、帰ってくるのを待つのではなく、もう一回作るのだと思う」「あなたの希望の一つが僕らなら、安心してください。どこにもいかないので。歌うと決めたし、続けると決めたし、絶望と向き合うと決めました。そんな俺たちが大事なことをそっと渡すんで、独り占めしないで誰かに渡してってください」と結び、心の込もった「hope」を奏で、終演となった。

 全国に届けてまわるはずだったhopeを、この日配信という形でマカロニえんぴつは全国に手渡した。こうして聴いていると、マカロニえんぴつが良質な曲を連発していることに気づかされる。心に響く歌詞、高い演奏技術、ポエティックなMC、ユーモアのあるメンバー。とても1回のライブでは聴きたい曲がおさまらないバンドになった。アルバム『hope』の後に出されたミニアルバム『愛を知らずに魔法は使えない』も良曲ばかりだ。今年4月スタート予定のマカロニえんぴつ史上最大規模の全国ホールツアー『マカロックツアーvol.11 ~いま会いに行くをする篇~』の開催が実現し、私たちに直接hopeを届けてくれる日が、さらに楽しみになる一夜であった。

■深海アオミ
現役医学生・ライター。文系学部卒。一般企業勤務後、医学部医学科に入学。勉強の傍ら、医学からエンタメまで、幅広く執筆中。音楽・ドラマ・お笑いが日々の癒し。医療で身体を、エンタメで心を癒すお手伝いがしたい。Twitter

■セットリスト
『マカロック振替配信ワンマン ~Zepp横浜から希望を込めて~』
2021年1月27日(水)KT Zepp Yokohama

01. 夜と朝のあいだ
02. 遠心
03. ボーイズ・ミーツ・ワールド
04. Mr.ウォーター
05. たしかなことは
06. ヤングアダルト
07. あこがれ
08. この度の恥は掻き捨て
09. 愛の手
10. ワンドリンク別
11. MUSIC
12. mother
13. 愛のレンタル
14. 恋人ごっこ
15. hope

マカロニえんぴつ オフィシャルサイト

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