Snow Man & SixTONES、衝撃デビューから1年ーーエンタメ界に新たな旋風起こした2グループの活躍
1月22日にSnow Man、SixTONESがデビュー1周年を迎えた。1月22日0時を過ぎると、Twitterではそれぞれのグループのファンから愛に溢れたお祝いメッセージやイラストが投稿されるなど、祝福ムードに包まれた。
ジャニーズ史上初の同時デビューを果たした両グループ。デビューシングル、SixTONES vs Snow Man『Imitation Rain / D.D.』は、オリコンチャート史上初となるデビューシングル初週ミリオンセールスを達成と、華々しい記録を打ち立てた。
この一年はコロナ禍で誰もが大変な状況下ではあったが、CDリリースに、YouTubeや公式動画の配信、予定していたコンサートもライブ配信に切り替えるなどして活動を続けた。
デビュー1周年記念として両グループのこの一年の活動を辿ってみたい。
Snow Man
デビューシングル『D.D.』を皮切りに、2020年10月には2ndシングル『KISSIN' MY LIPS / Stories』をリリース。そして2021年1月20日には3rdシングル『Grandeur』が発売になったばかり。
音楽番組では、得意とするアクロバットだけでなく「KISSIN' MY LIPS」ではちょっと大人な雰囲気をみせたりと、「D.D.」とは違った世界観で表現の幅の広さを印象づけた。また、昨日のデビュー記念日には『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演し、最新曲「Grandeur」をパフォーマンス。MCではラウールから「デビューから1年で身長が10cm伸びた」という“成長”の報告も行われた。
2020年4月には初の冠番組『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系/レギュラー放送はParavi)がスタート。メンバー9人が全員揃って出演する貴重な番組であり、2021年1月には地上波放送第2段も放送された。
さらには、2006年より上演されてきた『滝沢歌舞伎』を受け継ぎ、Snow Manが『滝沢歌舞伎ZERO』の主演も。状況を鑑みて『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』として劇場版が誕生した。出演者の息づかいが聞こえるほどの静寂、細かな表情を捉えたカメラワークと、映像ならではの演出によって舞台とはまた違った角度から作品に触れることができた。
また、メンバーのソロ活動も盛んだった。阿部亮平はクイズ番組に、向井康二と深澤辰哉は、トーク力を活かしてバラエティ番組で活躍。なかでも、全員揃って出演した2020年11月放送の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)では、ひな壇芸人さながらのテンションで盛り上げた佐久間大介、いじられることでインパクトを残した宮舘涼太のほか、向井はMC陣を翻弄する勢いで爪痕を残していた。一方、モデルとしても活躍する目黒蓮は、2021年1月に放送のドラマ『教場Ⅱ』(フジテレビ系)で杣利希斗(そま・りきと)役で出演。多数のキャストが出演するなかでも、ストーリー展開に欠かせない役どころに抜擢された。
最年少メンバーのラウールは「ディオール アディクト」シリーズとのコラボレーションに起用された。リーダーの岩本照も、ステイホーム期間中に筋トレスペシャリストの資格を取得。フィットネス総合誌『Tarzan』で表紙を飾ったほか、12ページに及ぶ特集ページにも登場。また、発売前重版という『anan』創刊50年の歴史で初となる偉業を達成したのが渡辺翔太。「モテコスメ大賞」企画に男性が単独で表紙を飾ったのも初めてのことだ。
9人それぞれの活躍を続けるが、アニメ好きの佐久間、美容マニアの渡辺、筋トレマニアの岩本のように、趣味や特技をさらに一歩、もう一歩踏み込んで活躍している。舞台を劇場版にしたり、美容業界にもジェンダーフリー志向をもたらしたり、従来の壁を取っ払うような取り組みも、昨年のSnow Manの活動の特徴と言えそうだ。