香取慎吾&草なぎ剛、ラジオで語ったドラマ撮影での初々しい気持ち 忙しない日々でも笑顔を忘れない“しんつよ”トーク
新しい地図を2017年に広げた稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾。一時は、彼らが持っていた地上波レギュラー番組が全て終了し、まさに「ゼロからのスタート」となった3人だったが、その向かい風にも屈することなくインターネットテレビ『ななにー』(『7.2 新しい別の窓』/ABEMA)など、ウェブの世界を中心にNAKAMAとの新たな遊び場を開拓してきた。
だが、その風向きは徐々に変わっていき、2021年1月25日には香取主演の連続ドラマ 『アノニマス~警視庁“指殺人“対策室~』(テレビ東京系)が、2月14日には草なぎが出演する大河ドラマ『青天を衝け』(NHK総合ほか)が始まる。そして、3月6日には草なぎが主演する宮城発地域ドラマ『ペペロンチーノ』(NHK BSプレミアムほか)の放送も控えている。
SNSでの誹謗中傷の影響を見つめる、まさに今こそ描かれるべき現在進行系の刑事ドラマ。そして日本が大きく変わった幕末期に思いを馳せる大河ドラマ、さらに今もまだその傷が癒えていない10年前の東日本大震災を見つめ直すドラマ……。
SMAPとして被災地に足を運んだこともあった。震災を風化させまいと、長い間義援金を呼びかけ続けてきたこと。そして、新しい地図をスタートした後も「今でも必死です」と、ことあるごとに、そう口にしてきた姿を思い出す。
自分たちの生きる道を見つめ、その先にある理想を追い求めてきた彼らだからこそ、今このタイミングで発信する意味がある作品たちで説得力のある演技を見せてくれるに違いない。
1月10日、香取と草なぎがパーソナリティを務めるラジオ『ShinTsuyo POWER SPLASH』(bayfm)では、ドラマ撮影で忙しい日々を送る2人の初々しいトークで盛り上がった。どうやら3作品のなかで『ペペロンチーノ』が最も早く撮影が始まった様子。
「大河は(撮影が)12月なかったんで『ペペロンチーノ』に集中してましたね。石巻のほうに行ってきて、地元の方にたくさん炊き出ししていただいてありがとうございます。どんこっていう魚のお味噌汁が美味しかったです。牡蠣焼いてくれてありがとうございます。うまかったです」と、宮城・石巻の海の幸にも舌鼓を打ったという草なぎ。
現在は大河ドラマを「絶賛やってます」と話すと、香取も「僕も絶賛ドラマですよ」と応える。「いいね、1時間ドラマ。久しぶりだもんね。いいですね、連ドラ」と、草なぎの声からも香取の連ドラ出演への喜びがにじみ出ている。