大平祥生、木全翔也、金城碧海、鶴房汐恩……JO1、2000年生まれ「S4」の魅力を徹底解剖

 「S4」は、この4人の名前の頭文字をとってファンから呼ばれている愛称である。そんな個性の塊「S4」の魅力を堪能できるのが、『GYAO!』にて配信中のレギュラー番組『JO1 HOUSE season2』だ。4人が動物園の飼育員に挑戦する企画があるのだが、冒頭の会話だけですでに面白い。「昔ネコ飼ってた気がします」と自分の過去に自信がない大平、「家の中に動物園を作りたかった」「ポニーを飼いたくて親に相談した」と壮大な夢を語る木全&金城、会話中に虫と格闘する鶴房。たった数分で「S4」の良さが存分に出ている。ポニーの名前を呼びながらブラッシングしなくてはいけないところを「木全です」と自分の名前を連呼してしまった木全に、「自分の名前ちゃうで!」と冷静につっこむ金城だったり、ライオンを怖がる大平に対し、「これ勝てへんやろ」となぜかライオンと戦う気でいる鶴房など……ここでは書ききれないぐらい「S4」を堪能できるので、まだ見たことのない方は是非見ていただきたい。

 「S4」が愛される理由のひとつには、ただの仲良しでは済まされない、強い絆で結ばれているところが挙げられると思う。『PRODUCE 101 JAPAN』期間中はライバルでありながらも、デビューという同じ目標に向かいお互いを支え合ってきた。いつ脱落してしまうかわからない不安とプレッシャーに押しつぶされそうななか、辛いことも一緒に乗り越えデビューを掴み取った4人は、JO1となった今も強い信頼関係で結ばれている。

 成人を迎え、グループとしてはデビュー2年目となる今年。「S4」は一体どんな姿を私たちに見せてくれるのだろうか。お互いをリスペクトし合い高めあっていく彼らの、今後のさらなる成長に期待だ。

■紺野真利子
エンタメ系ライター。JO1やジャニーズグループのインタビュー記事を中心に、雑誌『CHEER』『週刊TVガイド』などで執筆。
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