EXILE AKIRA

EXILE AKIRAが語る、新生EXILEの団結と「RISING SUN TO THE WORLD」にかける想い 「常に進化し続けるのがEXILEの精神」

「大変な状況だからこそ僕らの真価が試される」

ーーAKIRAさんはEXILEにおいて「Mr. EXILE」とも称される中心的なメンバーです。グループにおけるご自身の役割も変わってきたと思いますか。

AKIRA:EXILE TRIBEのリーダーであるという自覚と責任はありますが、今のメンバーはそれぞれがリーダーといえるほど主体的でありながら「for EXILE」の精神で活動してくれるので、すごく心強く感じています。僕らの後輩たち、いわゆるJr.EXILE世代のメンバーにチームとしての背中を見せて、彼らがより一丸となって新たな道を切り拓き、活躍できるように環境づくりやマインドづくりをしていくのが、今の自分の役割なのかなと思っています。その意味でも、EXILEの20周年イヤーでもある2021年は大事な1年になるはずです。

ーーEXILEの20周年に際して、どんなグループにしていこうと考えていますか。

AKIRA:僕がEXILEに加入したのは2006年の第二章からで、EXILE HIROさんたちの次の世代になるわけですが、そんな自分が今、EXILEの20周年を盛り上げていく立場になっていることには、ちゃんと意味があるのだと思っています。初期メンバーの頃から応援してくれるファンの皆さんの気持ちに応えながらも、新しいEXILE像を提示しなければいけません。そのためには、過去の人気曲を“NEW EXILE”でしっかり表現できるようにならなければいけないですし、現代的に「演目化」して、今の表現として通じるものにしなければいけない。Jr.EXILE世代にEXILEの精神を伝えていくことも重要になるでしょう。常に進化し続けるのがEXILEなので、その精神を次世代にも継承し、ワクワクしてもらえるようなチームを作っていきたいです。

ーー未だ油断ができない状況ですが、1月28日からは『EXILE TRIBE LIVE TOUR 2021 "RISING SUN TO THE WORLD”』のスタートを予定しています。音楽業界全体にとっても、大型ライブを再開できるのか否か、試金石となるライブになりそうです。

AKIRA:僕たちはもちろん、何がなんでもライブがしたいとは思っていますが、実現するかどうかは、その時々の新型コロナウイルスの状況次第でもあります。まずはお客様の安全と健康が第一ですので、政府からの要請にしたがって開催するか否かを判断するしかありません。しかし、もし開催ができたときのために僕らは万全を期して準備しています。感染対策自体もエンタテインメントに変えて、たとえ歓声があげられなくても特別な体験だと思ってもらえるような、そんなライブをお届けしたいです。

ーーそうですよね。どんな状況下でもエンタテインメントであることを貫いていく、EXILEの2021年の動向を心待ちにしています。

AKIRA:自分にとっては、今が本当の意味でのEXILE第二章です。大変な状況はまだまだ続くと思いますが、だからこそ僕らの真価が試される時期でもある。メンバー一人ひとりが強い絆で結ばれていますし、このピンチをチャンスに変えてこそ、新しいLDHエンタテインメントのあり方も見えてくるはずだと信じています。2021年も僕たちに期待してください。

■ライブ情報
『EXILE TRIBE LIVE TOUR 2021 “RISING SUN TO THE WORLD”』
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