嵐 大野智の人生を変えた“絵の師匠”との出会い 「記念館」企画で明かされた創作の原点
ジャニーズJr.時代、事務所からの退所を考えていた大野は、イラストレーターの仕事に就きたいとジャニー喜多川に電話もしていた。そこでジャニーが提案したのが、嵐としてのデビュー曲のレコーディングだった。スタジオには、展示品として相葉雅紀、松本の誕生日にプレゼントした絵も登場した。以前放送した、嵐5人の「記念館」では、櫻井翔と二宮和也に贈った絵は披露されていたが、2人の絵は見ることができなかったためだ。松本には2000年の17歳の時に贈られ、本人のリクエストから松本の顔が描かれている。4時間かけて描いた大野の絵は、期待とは裏腹にそこまで喜ばれることはなかった。
そして、もう一つは相葉が絵をなくしてしまい、スタジオに登場したのは大野の家にあったコピー。「今はない。捨てるわけがない」と主張する相葉であったが、「このコピーもらって帰っていい?」と“大野様”を敬う一幕もあった。
コーナーのラストには、「来年何やるの?」という松本からの直球質問に、大野は「(やりたいことのイメージが)湧かないんだよね。実感もない。どうする? 飲む?」「全然、誘って。俺が一番暇だから」と答えていた。年始から『嵐にしやがれ』の枠で、櫻井がMCを務める『1億3000万人のSHOWチャンネル』(日本テレビ系)がスタートするように、各メンバーのソロとしての活動も徐々に見えてきている。以前の放送で奈良美智がゲストに出演した際、「たぶん描いていくとは思う」「来年から時間もらえるようになった時に、何も考えないで描きたくて。そこで自分の本当のものが出てくるのかなぁって。本当に描きたくなった時が楽しみ」と明かしていた言葉が、大野の今後の創作活動を示す手がかりだ。