『ジャニーズカウントダウン』『月曜から夜ふかし』…関ジャニ∞ 村上信五、MCとして次のステップへ? 年末年始特番が第一歩に

 これからの年末年始、関ジャニ∞・村上信五の姿を目にすることが多くなりそうだ。

関ジャニ∞

 コロナ禍のため、今年の『ジャニーズカウントダウン』(フジテレビ系)は例年のように東京ドームでのライブではなく、11組のグループが都内各所から歌を届けるスタイルになった。村上信五は、この番組のMCに起用された。

 また正月恒例の特番になっていた『元日はTOKIO×嵐』(日本テレビ系)だが、嵐が今年いっぱいで活動休止となるため、来年は『嵐にしやがれ』ではなく『月曜から夜ふかし』のスペシャルが放送される。ここでも村上は、同番組のレギュラーとしてマツコ・デラックスとともにMCを担当する。

 『月曜から夜ふかし』以外にも、村上信五は現在数多くの番組でMCやMC的ポジションを務めている。『村上マヨネーズのツッコませて頂きます!』(フジテレビ系)、『NHK杯 輝け!!全日本大失敗選手権大会』(NHK総合)、『関ジャニ∞のジャニ勉』(フジテレビ系、関西テレビ制作)、『ありえへん∞世界』(テレビ東京系)、『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)など、単独出演かグループでの出演かにかかわらず、すっかり「MC・村上信五」のイメージは定着していると言っていいだろう。

 ジャニーズには、グループ内のMC担当の系譜がある。古くはフォーリーブスの江木俊夫、シブがき隊の薬丸裕英、光GENJIの内海光司などが思い浮かぶ。1990年代に入ってジャニーズグループが冠バラエティ番組を持つことが当たり前になると、SMAPの中居正広、TOKIOの国分太一、V6の井ノ原快彦、嵐の櫻井翔などいっそうMC担当メンバーの存在感が増した。そして彼らはグループの枠を超えて、ソロでもさまざまなジャンルの番組のMCを任されるようになった。

 いうまでもなく、村上信五もそうしたなかのひとりだ。ジャニーズJr.時代からトーク力やバラエティセンスには定評があったが、そこには本人の資質と同時に関西出身という部分もあっただろう。同じ関西出身ジャニーズの先輩であるKinKi Kidsが開拓した道を継承しているひとりが、彼と言えるかもしれない。

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