日向坂46、ついに『あちこちオードリー』来店 “おしゃべり4”エピソードから感じる、笑いへのストイックさ
ここ最近グループ活動だけでなく、ドラマの仕事やリポーター業などを通じ改めてファン層を拡大している印象のある佐々木美玲も、安定した笑顔とリアクションを見せ、番組に安定感をもたらしていた。積極的に発言し笑いを仕掛けていく姿勢とはまた違う役割のポジションに立ち、番組を盛り上げていく姿を見ると、外番組からのオファーが多いことも頷ける。
『ひらがな推し』時代から含め約2年半という期間で、数々のお笑い名シーンを作ってきた2組だが、放送の中では加藤が「オードリーさんは背中で語るタイプ。“俺らを見ておけよ”っていう感じなんです」とオードリーに対し語っていた。一方で若林も「俺たちは日向坂からすごい学んでいる」とコメントしていた。お互いがきちんと“リスペクトの精神”を持ち続け、真剣に番組作りに取り組んでいるからこそ、日曜深夜であれほどの“視聴者の熱狂”を起こすことが出来るのだろう。
今回は“日向坂のおしゃべり4”として加藤、佐々木美玲、富田、渡邉の出演だったが、“リトルトゥース”松田好花や、『あちこちオードリー』ファンを公言する佐々木久美など、オードリーとキャッチーなトークを繰り広げることが出来るメンバーはほかにもいる。今後2組が再び『あちこちオードリー』で共演する日が来ることを心待ちにしたい。
■中山洋平
1983年生まれ。フリーランスの編集・ライター。ボウリング、洋服、ギター、サウナ好き。Twitter