香取慎吾は逆境でこそ遊び心を忘れないーー秋の到来と共に解き放った、ファッションへの欲望
私たちが服を着る理由は、単に身体を隠し、保護するだけではない。人生の楽しい時間を盛り上げるアイテムとして、そして“なりたい自分”へ近づくための心強い味方にもなる。人生を豊かにするための小さな革命が、毎日の服選びにはあるのだ。
今や生活必需品となったマスクも、徐々にファッションアイテムの要素も取り入れて、自分らしさを楽しもうという人々が増えている。『JANTJE_ONTEMBAAR』の新作にも香取のアートピースをプリントしたマスクが登場。「世界が大きく変わっても、ファッションへの欲望と、そこに新しい何かを身に纏いたい欲望は消えないと思うし、消えてほしくないな」と語る。
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— 香取 慎吾 (@ktrsngofficial) October 12, 2020
また、草なぎ剛が主演した映画『ミッドナイトスワン』との初コラボTシャツも発表するなど、これまでになかった動きも。「リモートワークが続いて服が売れない状況だからこそ、あえて服を作りたいとも思う。どのブランドもコレクション、そして発表形式をどうしようと試行錯誤しているいま、答えはどこにもなくて。世界中が模索しているからこそ、もしかしてチャンスなんじゃないかと。そこに臆することなく、なんでもやってみてよい時なんじゃないかな」という前向きな言葉に、彼の瞳がキラキラとしていたことを想像する。
逆境こそ、新しい世界が生まれるタイミング。今までの固定観念を壊して、できないと思い込んでいた遊び心を解放させるとき。香取のこれまでの歩みを見ていると、2020年の今こそ最高の「芸術の秋」なのではないか、と思えてくる。ぜひ私たちも香取に続き、ワクワクを身に纏って、ニューノーマルの世界を楽しもうではないか。