JO1、バラエティでもなぜ活躍? 冠配信番組『JO1 スターギャザーTV』スタートを機に考察
『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』や『逃走中』(ともにフジテレビ系)など、アーティストとしての活動と合わせて、多くのバラエティ番組で活躍しているJO1。10月8日で最終回となってしまったが『JO1 HOUSE season2』(GYAO!)や、10月9日スタートの『JO1 スターギャザーTV』(ABEMA)、10月17日スタートの『JO1の星~JO1×NO1バトル~』(フジテレビTWO ドラマ・アニメ/フジテレビTWOsmart)など、冠バラエティ番組も持っており、JO1とバラエティ番組の親和性は高い。パフォーマンスだけでなく、彼らがバラエティ番組でも注目される理由は何なのだろうか。
理由のひとつとして、まず「メンバーの役割とキャラクターが明確であること」が挙げられる。11人という大所帯だがチームワーク抜群のJO1は、全員でバラエティ番組に出演する際も自然と役割分担ができているのだ。
メンバーをまとめるのは、リーダーの與那城奨と川尻蓮。與那城はグループを代表してコメントをしたり、先陣をきって何かにチャレンジしたりし、川尻は何でも卒なくこなしつつ、フワフワとした笑い方と優しいメンバーいじりで番組を盛り上げている。
ギャップで笑いにつなげるのは白岩瑠姫、河野純喜、金城碧海。白岩は貴重なツッコミ役を担ったり、流暢なトークを披露したりしつつも、極度のビビリを発揮。河野は同志社大学卒というインテリぶりを出しつつも、とにかく賑やか。金城はどちらかというとツッコミタイプでしっかり者の一面があるが、年上メンバーに交じると無邪気さを出して場を盛り上げている。
持ち前のキャラを活かしながら、様々なチャレンジに積極的に取り組んでみせてくれるのは川西拓実、大平祥生、豆原一成。川西は“センス大量発生”と称されるだけあって様々なチャレンジもさらりとこなすが、白岩同様とにかくビビり。『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』では川西のビビりっぷりが名物になりつつある。大平ははんなりした普段の雰囲気とは一変して男らしくビシッとチャレンジを決めてくれるし、豆原はチャレンジをしっかりこなしつつも、最年少らしい無邪気さやお調子者感も出してくれている。チャレンジ系の企画が多いJO1にとって、欠かせない存在だ。