NiziU MAKO、誰もが認める“絶対的リーダー”である理由 溢れる思いやりでチームを導く人物像に迫る

 『Nizi Project』から誕生したグローバルガールズグループ・NiziUのメンバー9人によるデビューまでの軌跡を、彼女たち自身のインタビューを基に明らかにしていく特別番組『NiziU 9 Nizi Stories』がHuluにて配信中。本稿では、同番組第1回でスポットが当てられたNiziUのリーダー・MAKOの魅力を紐解く。

 「頼れるリーダー」「絶対的リーダーというイメージ、真面目で努力家」ーー番組冒頭で投げかけられた“MAKOといえば?”という問いに上がったメンバーたちの声は、『Nizi Project』視聴者であれば誰しも納得の答えだろう。オーディション全体を通じて見えた彼女の姿は、メンバーやファンのみならず、プロデューサーであるJ.Y. Parkことパク・ジニョンからも「MAKOさんがいるチームはいつもチームワークが良い」「他の練習生のお手本となり、このプロジェクトの力になってくれました」と評されるほど厚い信頼感を寄せられるものだった。

 誰しもが認める“絶対的リーダー”としてMAKOを位置付ける理由の一つとしてまず挙げられるのは、卓越したパフォーマンス力だ。

 オーディション開始当初より明らかにされていた“JYP練習生歴2年7カ月”というキャリアは、視聴者や参加者、そして総合プロデューサーであるJ.Y. Parkの期待を高めるのに十分と言えた。

 しかし東京合宿のダンス審査において2PM「I'll be back」を披露した彼女は、曲冒頭の腕を真っ直ぐに掲げる振り付け一つで、その大きな期待を軽々と超えてみせたのだった。

[Nizi Project] Part 1 #4-2

「最初に腕を上げただけで、もう心を奪われました。本当に上手すぎて」
「なんかすごく感動的だな。僕は(まだ)MAKOさんをよく知らないけど、とても一生懸命生きている人のようです。一つ一つの動作をしっかり踊ろうとどれだけ練習したかが感じられました」

 曲が終了してからもしばし絶句していたJ.Y. Parkはこんな賛辞を送っていたのだが、その後のミッションにおいても、次々に新たな表現へ挑戦しながら見る者の期待を着実に上回っていくMAKOのパフォーマンスは、テクニックそのものを見せつけるだけでなく、それを体現する彼女自身の実直な人となりまで滲ませていた。

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