“チームワーク”を高めBTS「FIRE」で評価テストに挑戦 『I-LAND』第3回を振り返る

 BigHitエンターテインメントとCJ ENMによるアイドル育成リアリティ番組『I-LAND』が3回目の放送を終えた。今回の放送は、「I-LAND」の練習生の半数が入れ替わるという大きな局面からスタートした。

 前回のテストで理想とはかけ離れた点数を叩き出してしまった“アイランダー”たち。その結果、半数となる6人が降格し「GROUND」から同じ人数が補充されるという展開を迎えた。それぞれ本人にだけ個人の得点が知らされたが、最高得点の75点を獲得したのはJUNGWON(ジョンウォン)だった。プロデューサーたちからの評価も高く、「見る人を惹きつける力がある」「曲のポイントを理解している」「可能性を感じる」など多くの称賛のコメントを得ていた。一方で最も低い40点となってしまったのはJAKE(ジェイク)。彼はパフォーマンス本番でマイクを落とすというミスをしてしまったが、プロデューサーが問題視したのはそこではなく「彼自身が舞台で何をすべきかわかっていなかった」という点だった。また、ダンスも身についておらず実力の不足が見られた。

 そして練習生本人たちによる投票の結果、YOUNGBIN(ヨンビン)・DANIEL(ダニエル)・ジェイク・JAY(ジェイ)・NICHOLAS(ニコラス)・NI-KI(ニキ)が降格した。個人の得点を知ったことで一番悔しさを感じることになってしまったのはダニエルだったのではないだろうか。彼はもともと高い実力があったわけではないが、可能性をプロデューサーたちにも認められていた。その期待に応えるかのように本番では強い集中力やオーラで審査員の目を引きつけ、70点というチームの中でも高い点数を叩き出していた。しかし、11票という自分以外全員からの票を受け脱落すること。ニキもまた、自分がセンターになったことによりチームの点数が低くなったのではないかと悔しさをにじませていた。残る者も去る者も涙を流し、「I-LAND」での再会を誓った。

 降格となったメンバーがいれば、同じ数だけ“補充者”として「GROUND」から移動する者がいるのがここのルールだ。「GROUND」では毎日課題曲の個人映像が撮影され、その映像をもとに「I-LAND」に上がる練習生を審査員のプロディーサーたちが選抜した。選ばれた6人はTAEYONG(テヨン)・JAEBEOM(ジェボム)・EJ(ウィジュ)・YOONWON(ユンウォン)・SUNOO(ソヌ)・TA-KI(タキ)。審査員たちは、彼らのそれぞれの長所と「I-LAND」に入った場合のチームのバランス、そしてまだ未熟な中にも見える可能性に期待してこの6人を選んでいた。

関連記事