Travis Japan、HiHi Jets、美 少年など5グループ46名が登場 ジャニーズJr.「happyレター」企画に映る個性
個性が強すぎるHiHi Jetsと正反対だったのは、美 少年。まさに王道というべきか、多くのメンバーが優しい口調でファンへの感謝を語りつつ、ユーモアを混ぜつつ、アイドルらしい内容だった。大トリとなった那須雄登は自分のジャニーズ人生や自分の日常に沿いつつ、思いをしたためるという正統派。これぞ正解、といった内容だ。一方、浮所飛貴は「(ジャニーズは)キラキラしてて、華やかで……楽しいことだらけ! いいでしょぉ〜」、「これからもずーーーーーっと一緒にいようね」、「本当に大好きだよぉ〜〜〜〜」と、浮所節全開。この底抜けに明るい感じも、アイドルらしくて微笑ましい。
2019年8月からジャニーズJr.チャンネルに参加した7 MEN 侍は、アイドルらしくファンへの思いや感謝の言葉を伝えつつ、「メンバーにも会えていなくて寂しい」と言及しているのが印象的だった。少年忍者は人数が多いため、一人ひとりのメッセージが短かったがシンプルで分かりやすい。一生懸命朗読している様子も、少年と大人の間にいる彼らだからこそ出せる個性だろう。
こうして、一人ひとり直接ファンへ向けたメッセージが発信できるのも、YouTubeチャンネルがあってこそ。彼らの個性やファンへの思いを知れるこの企画は、既存ファンにとってのオアシスであると同時に、新しいファンの入り口になるかもしれない。再び彼らがステージに立つ時、今より一人でも多くのファンたちに囲まれることを願いたい。