Travis Japan、シンクロダンスの秘訣は“強い絆”にあり? 『anan』表紙初登場を機に考える
その「絆」はちょっとした瞬間にも感じることができる。ジャニーズJr.チャンネルなどを見ていると、メンバー同士いじりあったりもするのだが、最終的には誰も嫌な思いをしないようにフォローし合う姿がある。直近2週連続で配信されている「【初ドライブ】カーナビ禁止で開運スポット巡り」でもそうだ。運転に不慣れな松倉の運転で豪徳寺を目指している途中、ナビゲーター役の七五三掛龍也が道を見失った場面があった。すると「(松倉)海斗の好きな方に行こう」「右行こう、お前右好きだもんな」と他のメンバーたちが次々とアドバイス。途中、かなり狭い道に侵入してしまったときも「先の見えないドライブも大切だよ」とすかさずフォローしていた。ああ、なんて心優しい人たちなのだろうか。こういった絆が手に取るように見えるからこそ、彼らを応援せずにはいられない。
デビューという夢に向かうための結束があってこそ、Travis Japanの武器であるシンクロダンスが誕生していることを考えると、彼らの本当の強みは「思いやり」「心の絆」「一体感」という人間力的な部分なのではないかと感じてくる。かつて、初単独主演舞台『虎者-NINJAPAN-』上演にあたり、雑誌のインタビューで「にぎやかで笑いが絶えない。みんなでいる時間が好き」(松倉)、「7人でよかったなって思う」(七五三掛)、「自分たちの個性、仲の良さ、絆、それが一番見えるのが今回の舞台」(宮近海斗)と語っていたことがあった。このコメントから、彼らがTravis Japanというグループを愛していることがひしひしと伝わってくる。そして、そのメンバー愛があるからこそ、我々もTravis Japanを愛して止まないのである。