Travis Japan、シンクロダンスの秘訣は“強い絆”にあり? 『anan』表紙初登場を機に考える

 ジャニーズJr.たちにとって、登竜門的存在になっている雑誌『anan』の表紙。5月7日発売の2199号では、ジャニーズJr.内グループのTravis Japanが表紙に初登場する。「家ストレッチ&家トレのススメ。」という特集が組まれており、Travis Japanのメンバーたちが鍛えている部位や自慢のパーツなどに言及している。付けられているキャッチコピーは「しなやかなカラダ、かたいキズナ。」。まさに、“しなやかなカラダ”から生まれるシンクロダンスと、仲の良さから垣間見える“かたいキズナ”を持つTravis Japanを表すのにピッタリの言葉ではないだろうか。

 まず、Travis Japanを語る上で欠かせないのは、本人たちもいたるところで公言しているシンクロダンスだろう。3月30日に配信された『Johnny's World Happy LIVE with YOU』を見ても、それが分かる。パフォーマンス中、足や手などのパーツがアップで映し出されたり、全体のフォーメーションが映されたりと、カメラアングルが次々と変わっていたがどの場面を見ても統一感があり、安心感すら覚える。とりわけそのシンクロっぷりは見事で、体を倒す角度が少し違うだけでも目立ってしまうほどであった。こうした本格的なパフォーマンス以外でも、彼らのダンススキルの高さを感じる場面は多々ある。例えば、1月16日にジャニーズJr.チャンネルにアップされた、童話「どんぐりころころ」に合わせて本気ダンスを披露している動画。メンバーの吉澤閑也が振付を担当し、ダンスを披露しているのだが、童謡に合わせているとは思えないほどシンクロしつつ、キレキレ。「どんな音楽でもTravis Japanらしさを表現できる」ということの証明になっている。

「Johnny's World Happy LIVE with YOU」 2020.3.30(月)16時~配信【山下智久/Hey! Say! JUMP/Kis-My-Ft2/Travis Japan】
Travis Japan【童謡で踊ってみた】みんなが知っているあの曲に本気ダンス2

 こうしてダンスがシンクロするのは個々の身体能力の高さも然ることながら、メンバーたちの絆があってこそだろう。もともと楽しそうに7人でワチャワチャするところがTravis Japanの魅力であるが、ここに至るまでに彼らは様々な苦難を乗り越えてきている。2017年11月に加入した松田元太、松倉海斗の2人も、メンバーたちに追いつこうと、想像を絶する努力を重ねてきたであろう。だからこそ、より一層強い絆が生まれたのだろう。

関連記事