BTS ジョングクが紹介、Fair Game「Wednesday Afternoon」バイラルチャート首位に 世相ともシンクロする安らぎの音

参考:https://spotifycharts.com/viral/jp/weekly/latest

 Spotifyの「バイラルトップ50(日本)」は、最もストリーミング再生された曲をランク付けした「Spotify Top 50チャート」とは異なり、純粋にファンが聴いて共感共有した音楽のデータを示す指標を元に作られたプレイリスト。同チャートを1週間分集計した数値の今週分(4月16日公開:4月9日~4月15日集計分)のTOP10は以下の通り。

1位:Fair Game「Wednesday Afternoon」
2位:YOASOBI「夜に駆ける」
3位:Rin音「snow jam」
4位:Uru「あなたがいることで」
5位:Meland × Hauken「Chernobyl 2017」
6位:Surf Mesa「ily (i love you baby) (feat. Emilee)」
7位:神はサイコロを振らない「夜永唄」
8位:V「Sweet Night」
9位:Gaho「Start」
10位:家入レオ「未完成」

 TikTok発でバズを起こしているEDMナンバー、Meland × Hauken「Chernobyl 2017」が5位に、InstagramのストーリーBGMとして人気のSurf Mesa「ily (i love you baby) (feat. Emilee)」が6位にランクインしていたりと、アプリ経由でヒットが生まれやすい昨今の傾向がよくわかるランキングだ。先週紹介した韓国の大ヒットドラマ『梨泰院クラス』のOST、V「Sweet Night」やGaho「Start」も好調をキープ。YOASOBI、Rin音、Uruも変わらず上位を維持し続ける中で、今週は1位にランクインしたFair Game「Wednesday Afternoon」に注目して書いていきたい。

Fair Game「Wednesday Afternoon」

 Fair Gameは、南アフリカ共和国のケープタウンを拠点に活動している音楽家、プロデューサーであり、「Wednesday Afternoon」は昨年5月にリリースされたシングル曲。なぜこのタイミングで突如バイラルチャート1位に登場したかと言うと、BTSのメンバーであるジョングクが公式Twitterで同曲を紹介したからである。

 4月16日、ジョングクはメガネをかけた可愛らしい姿でBTSの公式Twitterに登場。ルックス面での人気も高く、グループの末っ子として愛されているジョングクのツイートは瞬く間に話題となり、投稿からわずか3時間で100万いいねに到達するという驚異の伸びを見せた。そして、新型コロナウイルス感染拡大で自宅待機を余儀なくされている人々に向けて、「#BTS_OF_THE_DAY」というハッシュタグとともに、癒しの1曲「Wednesday Afteroon」を紹介したのだ。それを機に、日本でも「Wednesday Afteroon」がバイラルチャートを一気に上昇。Fair Game自身もTwitterアカウントで感謝の意を述べている。

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