ゴールデンボンバー 鬼龍院翔、“ファンを癒す”怒涛の活動 ポジティブな感情を与え続ける有言実行の姿

 鬼龍院のアップした動画でもう一つ注目を集めているのが、「焚き火動画」だ。1時間ひたすら無言で焚き火をする鬼龍院を映すというこの動画は、人間が本能的に癒しを感じる焚き火に好きなバンドマンをプラスしたら、さらなる癒し効果が発揮されるのでは? という鬼龍院の斬新なアイデアから生まれたものだ(動画紹介欄より)。60分という長い尺にも関わらず、広告をつけていないので、邪魔が入ることもない。ファンを本気で癒しにかかっている動画だ(3月28日には焚き火より暖炉の方が需要があるのではとの理由で「暖炉動画」も追加)。他にも、ツアーが延期になった地方についてメンバー4人で語るトーク動画をアップしたり、自身のTwitterでリプ返企画をしたりと、様々なやり方でファンを元気づけている。

【鬼龍院】癒し&安眠のための焚き火動画1時間
【鬼龍院】癒し&安眠のための暖炉動画1時間

 「ファンを大切にする」というのは簡単だし、実際、大切に思っていないアーティストなどいないだろう。ファンが活動の資源となるのだから。鬼龍院を筆頭とするゴールデンボンバーは、その中でも圧倒的に「ファンを大切にする」を有言実行している。ライブという武器を封じられ甚大な被害を受ける中でも、ファンに癒しや元気などプラスの感情を与え続けている。そんな姿を見ていると、彼らのファンほど幸せなファンはいないのではないかと、つくづく思わされるのだ。

■南 明歩
ヴィジュアル系を聴いて育った平成生まれのライター。埼玉県出身。

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