『Nizi Project』シーズン1最終話、韓国合宿進出メンバー決定 マコ「私にとっての人生」

 3月27日、韓国の芸能事務所JYPエンターテインメントとソニー・ミュージックエンタテインメント、ソニー・ミュージックレーベルズによるガールズグループオーディションプロジェクト『Nizi Project』のHuluでのオーディション番組シーズン1の最終話が配信された。

 韓国での本格トレーニングに参加するため、ダンス・ボーカル・スター性・人柄を表すキューブ獲得に励んでいる地区予選突破の26名。前回に引き続き、最終的な韓国行きのメンバーを決めるためのステージ“SHOWCASE”が行われた。

 4組目のグループが登場する直前、オーディションの起案者であるJ.Y. Park氏は、審査員として参加したTWICEのモモとサナに「今またこういうオーディションに出るとしたら自信ある?」と質問。すると、二人はすぐに首を横に振る。モモが「やらないです(笑)。無理です」と即答するほど、今回のステージは緊張感に溢れていた。

 そんな中、元気よく登場したのは、リクがリーダーを務めるリマ、マヤ、レイ、フウナ、アヤネの6人グループ。彼女たちがJ.Y. Park氏から指定されたのは、miss Aの「Bad Girl Good Girl」という全歌詞韓国語の難易度の高い楽曲だった。全員が聞き馴染みのない曲に、メンバーは戸惑う。それでも48時間という限られた時間の中で、歌詞・ダンスを完璧に記憶するよう努めた6人。中でも、リマは英語でラップパートを書くという試練まで与えられた。また、ミスが続いたマヤが涙を流す場面も。そんな苦労もあったが、6人はそれぞれステージで魅力を発揮した。中でも、マヤとリマは審査員の心を掴み、TWICEの2人はリマのラップを絶賛。J.Y. Park氏は「長所は実際の実力よりもっと上手く見せられる能力」と、マヤの表現力と演技力を評価する。さらに「歌が本当に上手でした」「たくさん練習したんだろうなと思いました」と褒められたマヤは、その場で安堵の涙を流した。

 最後のチームは、ミイヒ、リリア、ミウ、カコ、アナの5人組。リーダーには、ミイヒが指名された。これまでどのテストでも、J.Y. Park氏から高評価を受けてきたエースのミイヒ。他のメンバーからも絶大な信頼を寄せられている彼女だったが、「リーダーという役割を一度もしたことがなかった」と不安を抱えていた。そんな彼女にさらなる試練が襲う。なんとメンバーのアナが、膝の痛みから辞退を表明。突然の別れにじっくり向き合うこともできないまま、ダンスと歌の両方を編成し直すことになった。そんなプレッシャーの中でも、ミイヒはチームメンバーをサポート。ステージでは、指定曲の「TT -Japanese ver-」(TWICE)でキュートなパフォーマンスを披露した。レベルの高いステージに審査員の3人は思わず笑顔に。J.Y. Park氏は「5人のリーダーのうち、ミイヒさんだけが僕を驚かせてくれました」とした上で、「欠点がないパフォーマンスでした」と称賛した。リリアとミウはJ.Y. Park氏から、才能があるが故の指摘を受ける。反対に、カコはこれまでキューブを獲得していなかったが、「今日ダンスが本当に上手でした」と再評価を受け、初めてのダンスキューブを獲得した。

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