小坂菜緒、丹生明里、高瀬愛奈、上村ひなの、佐々木久美……日向坂46、デビューから大きな飛躍を遂げたメンバーに注目

 3月27日にシングルデビュー1周年を迎える日向坂46。デビューから現在にいたるまでにメンバーそれぞれが大きな成長を遂げ、グループとしても飛躍を見せた。本稿ではそのなかでも特に急成長を遂げたメンバーをピックアップ。彼女たちが成長していった過程を振り返りたい。

日向坂46『ソンナコトナイヨ』(通常盤)

 まずは日向坂46のセンターを務める小坂菜緒。けやき坂46時代には佐々木美玲がセンターとして固定されていたものの、改名後は小坂が佐々木美玲の役回りを担っており、新しいグループのイメージを一身に背負っていた。だからか、1stシングル『キュン』の特典映像『けやき坂46ストーリー〜ひなたのほうへ〜』(現在、YouTubeにて期間限定公開中)を観ていると、小坂の顔つきがだいぶ変わっているように思える。センターという重大なポジションが、彼女を大きく成長させたといえるだろう。

【期間限定】日向坂46 『けやき坂46ストーリー~ひなたのほうへ~「小坂菜緒」』フルバージョン

 また、『Seventeen』の専属モデルに抜擢されたり、映画『恐怖人形』で主演を務めるなど役者としての活動も増えている。西野七瀬を目標にし“アイドルとモデルと女優という3つの仕事を完璧にこなす、皆に愛されるアイドルになりたい”と明かしていた小坂だが、その目標に大きく近づけた一年だったといえるだろう。

 この1年で日向坂を象徴する1人となったのが丹生明里だ。冠番組『日向坂で会いましょう』(テレビ東京/以下、ひなあい)でMCオードリー春日俊彰のお気に入りメンバーになったことから注目を集めた丹生。その天真爛漫な佇まいは、もはや"丹生ちゃん"というグループのマスコットのようでもある。また、彼女は好きなものとして、漫画『ドラゴンボール』や、ゲーム『フォートナイト』を挙げており、意外にも“バトルもの”が好みなようだ。昨今では、こうした自身のキャラクター性を自ら発信する様子もみえるようになってきた。ソロでバラエティ番組に出演する機会も増え、今後さらなる飛躍が期待できそうだ。

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