乃木坂46、欅坂46、日向坂46……坂道研修生、配属先グループ発表に メンバー14名のキャラクター性を解説

日向坂46

髙橋未来虹

 ダンスが得意なメンバーですが、遠藤光莉さんとは異なり、全身を使った大きく激しい振付が得意なパフォーマーです。研修生ツアーでは、メンバー15人がそれぞれ1曲ずつセンターを務めましたが、髙橋さんは高難度な振付で知られる「アンビバレント」のセンターになりました。一人だけ動きが異なる平手ポジションを見事にやり遂げてインパクトを残しました。

森本茉莉

 穏やかなほんわかタイプ。河田陽菜さんの雰囲気と重なるので、河田さんのポジションに寄せた人選だったのではないかと思います。

山口陽世

 野球が得意なメンバー。日向坂46は野球に力を入れているところがあるので、『日向坂で会いましょう』(テレビ東京)などで活躍するのではないでしょうか。また彼女の末っ子キャラは上村ひなのさんとも重なります。

乃木坂46、欅坂46、日向坂46……新メンバー加入傾向は?

日向坂46『ソンナコトナイヨ』(通常盤)

 乃木坂46に関しては、大所帯なグループであることから、これまでとはまた違った個性を持つメンバーを集めた印象を受けました。一方、デビューしてまだ1年の日向坂46はグループのカラーに近い人選であると感じます。また日向坂46に関しては、柿崎芽実さんと井口眞緒さんが卒業し、影山優佳さんが活動休止中な状況なので、抜けた穴を埋める役割も担っていくのではないでしょうか。とはいえ、乃木坂46/日向坂46ともに、良くも悪くも新メンバー加入によってグループが大きく変わることはないでしょう。そんななか一番変化が起こりそうなのは欅坂46。平手友梨奈さんが脱退したことで、グループはいわば「リセット状態」になっている状況です。グループの再設計を図るために、アクの強いメンバーを入れているように思います。今後、新メンバーによって欅坂46がどう変化していくのかが楽しみですね。

 平手友梨奈、白石麻衣、井口眞緒……グループで目立つ存在だったメンバーの卒業が相次ぐ坂道シリーズ。今回の新メンバー加入によって各グループはどう飛躍していくのか。新メンバーの活躍にも期待しつつ、グループの変化にも注目していきたい。

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