小坂菜緒、加藤史帆、齊藤京子……日向坂46、各メンバーのキャラクター性は? ドラマ『DASADA』メインキャストに注目

日向坂46『こんなに好きになっちゃっていいの?』(通常盤)

 2019年はデビューイヤーとなった日向坂46。年末は『第61回 輝く!日本レコード大賞』(TBS系)や『第70回NHK紅白歌合戦』(NHK総合)など数々の音楽番組に出演したほか、『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)で彼女たちのこれまでの苦難の道のりを紹介されるなどメディアの露出も格段に増えた。視聴者のなかには、「日向坂とはどのようなグループなのか」「どんなメンバーがいるのか」と興味をもった方も多いはず。また、1月15日からはドラマ『DASADA』(日本テレビ系)にメンバー全員が出演するなど、今後もその注目度はさらに増していくことは間違いないだろう。そこで本稿では、メンバーのキャラクター性について改めて紹介していきたい。なお、今回は『DASADA』のメインキャストを中心にふれていく。

小坂菜緒

 まずは、日向坂46のセンター・小坂菜緒。愛称は「こさかな」。シングル表題曲ではデビューシングルから3曲続けての不動のセンターだ。とはいえ、前身グループであるけやき坂46時代から注目度は高く、二期生のみでは初となる楽曲「半分の記憶」や、『黒い羊』のカップリング曲「君に話しておきたいこと」、「抱きしめてやる」でもセンターを務めた。また、『Seventeen』専属モデルや、映画『恐怖人形』で主演を務めるなどし、個人としての活躍の幅を広げた。それによって、歌唱における表現力にも磨きがかかっていることは確かだ。

加藤史帆

 続いてはフロントメンバーとして小坂を脇で支えている、一期生の加藤史帆。『CanCam』専属モデルとしても活動中だ。見た目はクールビューティーだが、話し方はおっとり。そのギャップはバラエティでも活躍。さらに日向坂1のツッコミセンスも併せ持っており、番組を盛り上げる必要不可欠な存在だ。また、歌声はとても艶かで伸びがある。「君に話しておきたいこと」では、低音パートの加藤が高らかな歌声を聞かせる佐々木美玲とともに絶妙なコンビネーションを生んでいたことも印象的だった。歌唱、バラエティともに活躍を見せるオールラウンダーな存在だ。

齊藤京子

 同じく加藤とともにフロントメンバーを務めているのは、一期生の齊藤京子。愛らしい見た目にギャップのある低音ボイスの持ち主。歌唱力も抜群で、『HINABINGO!』(日本テレビ系)では中島みゆきの「時代」を歌唱し、メンバーが感動のあまり涙を流す場面もあった。まさに日向坂の歌姫と言える存在だ。また、ラジオのレギュラー、『ar』専属モデル、舞台『サザエさん』に出演(磯野ワカメ役)するなど、昨今は個人としても多岐にわたり活躍している。

渡邉美穂

 二期生・渡邉美穂は、グループで唯一ソロ写真集『陽だまり』を発売したり、けやき坂46の一期生主演のドラマ『Re:Mind』では二期生から唯一抜擢されるなど、二期生としては小坂よりも先に即戦力として活躍を見せていた。ライブではパワフルなダンスを特徴としていたが、最近では可愛い仕草も多く取り入れている。またバラエティでは、『日向坂で会いましょう』(テレビ東京/以下、『ひなあい』)MC・オードリーへのツッコミ担当として大活躍。パフォーマンスや、バラエティの立ち振る舞いから見ても、二期生のなかで小坂とは対照的存在であり、よきライバル関係と言えるだろう。

富田鈴花

 二期生・富田鈴花は、バラエティでは率先してツッコミやモノマネを披露し、目立つ存在。しかし根の真面目さが隠しきれず、すぐに迷走したり落ち込むことも。そんな打たれ弱さも魅力の一つだ。また、音楽が好きな彼女は、ベースとギターとエレクトーンも弾ける上に、ラップも得意としている(ライブではラップを披露することが恒例となっている)。最近では歌唱力も注目を集め、松田好花とのユニット・はなちゃんずでは、2人がアコギで歌う「まさか 偶然...」を『ひなくり2019』(『ひなくり2019~17人のサンタクロースと空のクリスマス~』)で生演奏し感動を呼んだ。

関連記事