EXILE THE SECOND、「瞬間エターナル」から感じる爽やかな大人の色気 SHOKICHI手がけた歌詞やサウンドにも注目

 「瞬間エターナル」は現代で生きる人に非常にリンクするメッセージもあり、楽曲の世界観はEXILE THE SECONDの爽やかな大人の色気に溢れている。爽快感が感じられる曲ではあるが従来の応援ソングのようなメッセージ性はない。日々の忙しさにのまれてしまわず、「1秒の出来事」を愛しく美しく思う気持ちが、サビではキャッチーなメロディラインで表現されている。また、〈待ちわびていた旅の続きへ〉という歌詞が表すのは、忙しい毎日の中でも楽しい気持ちを忘れずいくつになっても前へ進み続けるポジティブさであり、そのような形で背中を押してくれるSECONDメンバーの大人の余裕も光っている。EXILE SHOKICHIの手がけた歌詞とメロディがこれまでのEXILE THE SECONDの中でも飛び抜けた爽快感を伝えている。今どきのデジタルサウンドでスタイリッシュな同曲がEXILE THE SECONDにハマるのは、誰もが思わず毎日生き急いでしまう中でSECONDメンバーの少年のような心も忘れずにあるということが反映されているからであるように感じた。そのような素敵さが光る同曲は、都会的かつ非日常的な特別感があり、まるで映画のような楽しさを感じられ一つの作品として完成している。

 EXILE THE SECONDといえばボーカルのSHOKICHIの澄んだ歌声とNESMITHのハスキーボイスがグループの個性の一つとして特徴的であるが、「瞬間エターナル」ではSHOKICHIの声が全体的に爽やかな曲の世界観を作り出すのに対し、NESMITHの歌声が楽曲のポイントとして抜群のグルーブ感も生んでいるため、ボーカルが2人であるというようには感じられないほどの厚みも生まれている。

 「瞬間エターナル」はEXILE THE SECONDにとって、新たなジャンルに挑戦することになった1曲だが、幅広いジャンルに対応できるパフォーマンスレベルの高さを示すことにもなった。2020年、LDHにとっては6年に一度のエンターテイメントの祭典である『LDH PERFECT YEAR』の素晴らしい幕開けを飾った楽曲となった。今年は、LDHにとって特別な一年になるだけでなく、EXILE THE SECONDのような中堅グループから若手グループまで、個々の更なる活躍が期待されている。2020年、LDHの手がけるエンターテインメントはこれまで以上に磨きがかかるだろう。

■momotoxic
ブロガー。自称”楽曲派”。Twitter:@momotoxic1006

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