“プデュ”日本版=『PRODUCE 101 JAPAN』、第5回ではついに脱落者が 練習生の友情にも注目
栄えある4位〜1位は、キム・ヒチョン、川西拓実、豆原一成、川尻蓮というおなじみの顔ぶれ。そして、運命を分ける60位は古屋亮人という結果になった。さらに今回は、「ナインティナイン特別クラス」や「クラス別対抗ダンスバトル」、「ビジュアルNo.1」、「パーツイケメン」というミニコーナーもあり、練習生たちの素顔も垣間見えたのではないだろうか。
今回、初の脱落者が出て練習生たちの運命が大きく変わっている。その中でも記憶に残ったのは練習生同士の友情。名前を呼ばれた本人でない練習生が声を上げて喜ぶ姿や、脱落してしまう仲間と涙を流して抱き合う姿は思わず目頭が熱くなる。一見、他人を寄せ付けない雰囲気があるように見える鶴房も、仲間たちが登壇するたびに抱き合いながら笑顔を見せていた。ここにいる練習生同士は自分の人生を掛けてバトルをするライバルであることは間違いない。しかし、一方で同じ夢を追いかける者同士、確かな友情も生まれているのだ。そして周りと関わり合っていく中で、自身もだんだん成長していく。歌やダンスなどのスキルはもちろんだが、こうして成長していく彼らの人間性にも注目していきたい。
(文=高橋梓)