嵐 大野智×二宮和也、“大宮コンビ”の共通点 苦悩の時期乗り越えた熱いエピソードも

大野の言葉を胸に奮闘する二宮

 2014年9月にデビュー発表の地であるハワイで15周年記念ライブ『ARASHI BLAST in Hawaii』が開催された。その様子をNHKが密着取材し『嵐 15年目の告白 ~LIVE&DOCUMENT~』ではメンバーが揃って語り合い、グループとしてブレイクするまでの苦悩を明かした。

 その中で、二宮が腰のケガを押して出演していたのだが、ステージ場で苦しい表情をみせたのは、スポットライトが落ちた瞬間のみ。並々ならぬプロ意識は、若い頃に培ったものだという。

 ブレイクまでに時間を要した嵐。メンバーで現状を打破をするにはどうすればいいかを話し合った際に、「下克上を起こすしかない」と訴えたメンバーに対して、珍しく反発したのが大野だった。「今目の前にあることを頑張れないやつが何を頑張れんだ」。二宮はこの言葉が心に刺さったという。メンバーは当時を懐かしみ「熱血教師みたい」と笑っていたが、この言葉が二宮の原動力の一つになっていたようだ。

 嵐のデビュー秘話は何度も語られてきたが、特に大野、二宮、櫻井に至ってはデビューに向けて当時は前のめりではなかった。単純に気力の問題ではなく、先の見えない漠然とした不安があったと別の番組で明かしていた。今回の放送では、「祝・嵐20周年!大野・二宮・櫻井の初解禁年表」と題して、デビュー前から現在までの約20年間のエピソードの中でも初出し情報が解禁される。

 芸能界でもダントツのメディア露出量を誇る嵐のメンバーにも、まだ明かされてない事件があるとは。どんな逸話が飛び出すのか楽しみに待ちたい。

■柚月裕実
Web編集者/ライター。企画、担当編集、取材・執筆してます。
日本の男性アイドルの頑張りを見ては涙する30代。
始まりはSMAP中居さん。 KAT-TUN、NEWS中心の事務所担。年中HDDの整理と原稿書きに追われています。

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