BOYS AND MEN、6都市ホールワンマンツアーへ 初日公演では“ボイメンの未来”への熱き思いも

ボイメン、ホールツアー初日公演レポ

 9月4日、TOKYO DOME CITY HALL(TDCH)にて、名古屋・東海エリアを中心に活動するエンターテインメント集団・ボイメンことBOYS AND MENによる『BOYS AND MEN HALL TOUR 2019 ボイメン劇場~令和旗揚げ公演~』が行なわれた。ボイメンにとって、初の6都市ホールワンマンツアーの初日。チケットは完売。期待通り、いつも以上に気合の入ったライブをみせてくれた。

 まずオープニングで披露したのは、なんと“新喜劇”。学校を舞台にしたコントでは、学生服やメイド服などを着たメンバーが登場した。新喜劇の定番であるズッコケや、嶋大輔の名曲「男の勲章」をメンバー全員で熱唱するシーンもあり、会場は爆笑の渦へ。さらに特別ゲストとして、スピードワゴンの小沢一敬が登場。プライベートでも仲の良い小林豊と「今度一緒に舞台やるんですよ」とコメントし、思わぬ朗報に喜ぶファンの姿も。「ずっと新喜劇やってるけど、いつ歌うの?」と的確なツッコミを入れたり、相方である井戸田潤の“ハンバーグ師匠”のネタを披露したりと、会場を大いに盛り上げた。

 温まった空気をそのままに、待ちに待ったライブパートへ。今年5月にリリースした最新シングル「頭の中のフィルム」では、真っ白なスーツで揃えたメンバーがスタンドマイクを使って熱唱。メンバーカラーに合わせた色とりどりのペンライトの光が会場を彩り、最年少メンバーである吉原雅斗の歌唱力が光る。セリフ部分では、スタンドから外したマイクを手に取り、メンバーが順番に名古屋弁を披露。続く「YAMATO☆Dancing」では、辻本達規が「みんな立ち上がれ!」と持ち前の熱さで力強く煽ると、ファンもそれに応えて次々と席を立つ。勇翔は男らしいハイキックで会場を湧かせ、土田拓海は優しい笑顔でファンを魅了する。カラフルなライトで彩られたTDCHのステージが狭く見えるほど、全力のダンスを披露するメンバー。その姿に、会場の熱気もどんどん高まっていく。後半戦は、メンバーカラーの刺繍が入った黒い学ランに衣装をチェンジ。〈走れ! 走れ! 新しい自分を目指すのが進化理論〉とサビで歌う「進化理論」は、常に新しいことに挑戦し続けるボイメンの姿とシンクロしているようだ。激しいダンスで汗だくにもかかわらず、メンバーのパフォーマンスは全力のまま。田村侑久のニコニコ笑顔も健在だ。前山田健一作詞・作曲の「炎・天下奪取」では、会場を真夏に引き戻すような熱量が感じられた。小林豊が「一緒に声出しますよー!」と可愛く煽ると、ファンは声を揃えて盛り上がり、会場が一つに。

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