BTS RM、MONSTA X ジュホン、SF9 ジュホ……高いラップスキル持つK-POPメンバー
K-POPグループにおけるラッパーの存在は大きい。K-POPというジャンルを語るには欠かせないパートだ。ラップというものが大衆化したのには、K-POPグループたちが一躍買っている一面もあるかもしれない。今回はいまのK-POPグループにおいて注目のラッパーたちを取り上げたい。
RM(BTS)
K-POPグループにおけるラップパートを広く知らしめたのはBIGBANGのG-DRAGONの役目は大きかった。さらに多くの人に拡大させたのは、今や世界的な人気となったBTSだったことは間違いないだろう。そのBTSの中において、リーダーでありソロ活動も盛んなRMの存在は大きい。
BTSとしてデビューする前から、RMは韓国のアンダーグラウンドヒップホップ界隈では有名だったという。彼のラップスタイルはアンダーグラウンドシーンで磨かれた本格派。1994年生まれで現在24歳(韓国年齢では26歳)の彼がデビューしたのは2013年。19歳(韓国年齢では21歳)の若さでありながらラッパーとしての才能を開花していたのだ。
BTSを引っ張るリーダーでもあるRM。ラップのみならず英語も堪能(留学経験などはなく独学)で、国連本部でのスピーチでは多くの人を感動させた。中学時代の成績表の「将来の希望欄」に「MC」と書いていたという彼(参考:BTSのリーダー RM、グループの歩みと重なる成長 知的なイメージと“破壊王”のギャップも魅力に)は、“夢を叶えた男”と言えるだろう。
ジュホン(MONSTA X)
現在、アメリカやヨーロッパを含めたワールドツアーを開催中のMONSTA X。彼らの音楽の中でラップパートを担当することが多いのが、ジュホンとI.Mの2人だ。お互い違ったラップスタイルを持っており、ファンからは「静と動」とも言われている。特に、ジュホンは言葉数の多いラップを得意としており、そのスタイルはどちらかというとアグレッシブだ。
ジュホンは2015年から3本のミックステープを制作しており、昨年8月にも 『DWTD』をリリース。この作品はiTunes K-POPアルバムチャート1位に輝いた。「Should I do」のMVをみると、かなり本格的なラップを披露している。
『PRODUCE X 101』(Mnet)では、特別ラップトレーナーとしてサプライズ出演をするなど、その実力と才能を世間一般にも知らせてきている、ジュホン。9月3日、4日の大阪城ホール公演でのパフォーマンスも楽しみだ。