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桑田佳祐、YouTubeライブ配信で「愛はスローにちょっとずつ」披露し大反響 音楽仲間と行った新たな試み

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 サザンオールスターズ・桑田佳祐がパーソナリティを務めるラジオ番組『桑田佳祐のやさしい夜遊び』(JFN系38局ネット)。8月17日の放送回は「真夏の夜の納涼生歌SP」として、同時にYouTubeでライブ配信を行ない、同時接続で5万5千人以上のファンを集めるお祭り騒ぎとなった。

 普段のTOKYO FMではなく、六本木・YouTube Space Tokyoから届けられた、今回の放送。提灯に金魚鉢、水風船にスイカと、夏祭りを思わせるセットが組まれ、桑田は涼やかな浴衣姿で登場した。応援に駆けつけたのは、斎藤誠(Gt)、片山敦夫(Key)、TIGER(Cho)、はたけやま裕(Per)という、桑田が信頼を寄せ、サザンファンにもおなじみの豪華な面々だ。YouTubeで視聴しているファンたちも、超一流のメンバーと、そのなかなか見られない艶やかな浴衣姿に歓声を送っていた。

 冒頭、「サザンオールスターズの活動は40年を越え、このラジオ番組に関してはもうすぐ25年でございます。大概のことはやりきったかに思えたその矢先、また新たなチャレンジが私を待ち受けておりました。果たして、無事に最後までお届けできるのでしょうか」と、YouTubeでのライブ配信というかつてない取り組みについて語った桑田。8月12日にサザンオールスターズの新曲「愛はスローにちょっとずつ」が配信リリースされたことを記念し、生歌を届けることを宣言した。

 オープニングを飾ったのは、KUWATA BANDとして初のオリコンシングルチャート1位を記録した「スキップ・ビート(SKIPPED BEAT)」。洒脱という言葉がピッタリの人気曲に、リスナーも「スケベースケベー」(Skipped Beat, Skipped Beat,)とYouTube上のチャットで声を合わせる。2曲目は、こちらもKUWATA BANDから夏にピッタリの「MERRY X’MAS IN SUMMER」。桑田はジングルベルのメロディに乗せて〈六本木 六本木 夜遊びだ 今宵は楽しい YouTube〉と歌い、特別な一夜を演出していた。

 ソロアルバム『がらくた』に収録された「簪 / かんざし」をしっとりと聴かせたあと、「僕もYouTuberの端くれか。うれしいね」と初のYouTube配信を楽しんでいることを明かした桑田。「今日はサザンオールスターズではありませんけども、いつもの素敵な音楽仲間たちと」と語り、今回の企画のきっかけにもなった新曲「愛はスローにちょっとずつ」が披露された。シンプルなバンド編成で聴くと、あらためてメロディの美しさにハッとさせられる。ファンからは「愛スロ!」「ライブを思い出す」「泣いちゃう」などさまざまな声が寄せられ、すでに深く愛される一曲になっていることが伝わってきた。

 その後も、桑田のソロ曲から「オアシスと果樹園」、「悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)」と惜しげもなく人気曲が披露され、最後は深夜放送にふさわしく「真夜中のダンディ」で締めくくられた。さらに放送終了後、YouTube配信ではアンコール的にもう一曲、「明日へのマーチ」が披露されるというサービスも。遠い夏の記憶を胸に、希望を抱いて前進していくーーという、明日への活力をリスナーに与えて、配信を終えた。

 1アーティストの生配信もので1万人以上の視聴者数を超えるのは稀なこと。今回の桑田佳祐による配信では、東京ドームに集まる観客数以上の視聴者が、深夜にも関わらず、同時に見ていたと考えると流石の貫禄だ。この贅沢な時間に、リスナーからは「毎週やってほしい!」との声が殺到。もちろん、このような大掛かりな企画はそうそう実現するものではないが、深夜のスペシャルライブを目撃したすべての音楽ファンが、思いをひとつにしたことだろう。またいつか、今回のようなライブ配信が行なわれることに期待したい。

(文=橋川良寛)

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『ニッポンハム ムーンライト・ミーティング 桑田佳祐のやさしい夜遊び』

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