三代目JSB、Afrojackとのコラボ曲の特徴は? 「Summer Madness」から分析

 三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE(以下、三代目JSB)が、本日8月2日放送の『ミュージックステーション』に出演する。今回披露する曲は、8月7日発売の「SCARLET feat. Afrojack」だ。海外大物アーティストとコラボすることが多い彼ら。同曲では、デヴィッド・ゲッタやアリアナ・グランデなどを手がけたプロデューサーであるジョルジオ・タインフォートと、ピットブルの「Give Me Everything」や「Take Over Control」などで知られるAfrojackがプロデュースを手がけている。なお、Afrojackが三代目JSBをプロデュースするのは、2016年3月発売の「Summer Madness」以来二回目だ。

三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE『Summer Madness』

 「SCARLET feat. Afrojack」のMVはまだ解禁されておらず、8月3日に全世界で生配信される『三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE SCARLET feat. Afrojack~WORLDWIDE STREAMING~』にて初公開されるという(公式HP)。つまり同曲の初解禁は、今夜の『Mステ』となる。そこで本稿では、「Summer Madness」がどのような楽曲だったのか振り返りつつ、同放送を心待ちにしたい。

 三代目JSBのシングル売上としては「R.Y.U.S.E.I.」に次ぐ売上を記録した「Summer Madness」。同曲の肝となるのは、ビルドアップからドロップへと展開していく歌のないサビだ。三代目JSBは、当時まだ日本で馴染みがなかったこの手法をキャッチーな振付&高度なダンススキルによって自然な形で取り入れていった。そして「Summer Madness」は、EDMシーンで当たり前になっていたこのスタイルを日本のポップスとして浸透させていった楽曲だといえるだろう。

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