中村雅俊、デビュー曲「ふれあい」思い出を振り返る「すべての出来事が夢のようだった」
『中村雅俊45thアニバーサリー公演』は、第一部「勝小吉伝 〜あぁ わが人生 最良の今日〜」、第二部「中村雅俊 LIVE『yes!on the way』」で構成される。イベントの後半からは、「勝小吉伝」の脚本・演出を手がける鴻上尚史、芝居出演者から中村、寺脇康文、賀来千香子、東啓介、愛加あゆ、山崎銀之丞、田山涼成が姿を見せた。
マイクリレーをしながらキャスト陣が中村のモノマネを披露するという仲睦まじい関係性を滲ませながら、最後に中村がマイクを握る。「実はこのアニバーサリーというのがあんまり好きじゃなくて……10周年も20周年も30周年もやったことがなくてですね。今回45周年という中途半端な数字でやることになりまして、最初は『50周年でいいんじゃない?』とか言っていたんです。でも、実際45周年ということで、ここにいるメンバーと一緒にやることになりまして、心の底からこの舞台がやれることの喜びを味わっています」と感慨深き思いを伝える。ラストは、シングル『ふれあい』のカップリングとして収録されていた“もう一人同じ日に生まれた双子”「青春貴族」を、登壇者と共に歌唱し締めくくられた。
(取材・文=渡辺彰浩)