モーニング娘。’19に3名加入 15期メンバーから感じる“伝統”と“新時代”への意識

 研修生出身者1名、一般応募者2名という15期新メンバーのバランスには、モーニング娘。の伝統を強く意識しつつも、現状を維持するのではなくまた新たな時代を作っていきたいという意志が感じられる。その点で今回の新メンバー加入は、プラチナ期とも呼ばれるパフォーマンス至上主義時代にフレッシュな風を吹かせ、新生娘。を印象付けた9期メンバーを髣髴させるものがある。昨年20周年の節目を迎え、21年目に突入したモーニング娘。にとって、今回の15期メンバー加入が新たな時代の幕開けを告げてくれることを期待したい。

■青山晃大
1983年生まれ、三重県津市出身。フリーランスの音楽ライター。「ザ・サイン・マガジン・ドットコム」「Qetic」「CROSSBEAT」他で執筆しています。

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