Travis Japanを形作る3つの要素は? ハイレベルなダンス、ゆるいトーク、ガムシャラさに注目

 バラエティ番組、ドラマ、映画、コンサート、雑誌の表紙……。次々と活動を発表しているジャニーズJr.たち。そんな彼らについて、過去SixTONESSnow Manを取り上げた。第3弾となる本稿では、Travis Japanの特徴を振り返りたい。

 Travis Japanは川島如恵留、七五三掛龍也、吉澤閑也、中村海人、宮近海斗、松倉海斗、松田元太の7人組。グループ名にもあるように、マイケル・ジャクソン振付師でもあるトラヴィス・ペインから直接レッスンを受けたメンバーが中心となって結成されている。結成当初は舞台『PLAYZONE』での活動をメインに行なっていたが徐々に仕事の幅を広げ、人気を博している。一糸乱れぬハイレベルなダンスを武器に、「オランジーナ100」のCMや『AUSTIN MAHONE Japan Tour 2019』のスペシャルゲストなど、昨今活躍が目覚ましい。そこでTravis Japanを知るための3つの魅力をご紹介したい。

ジャニーズJr.随一のハイレベルなダンス

 Travis Japanを紹介するのに、ダンスは外せない。ジャニーズJr.チャンネルにアップされている「VOLCANO(dance ver.)」や「Lock Lock(dance ver.)」、「Happy Groovy(dance ver.)」などをぜひ見てほしい。こなれたように踊っているものの、タイミングや振りの角度などがバッチリ揃っていて思わずテンションが上がってしまう。以前、彼らは『ビビット』(TBS系)で「ダンスを見せるという形はもちろん、シンクロさせるのが僕たちの持ち味。(腕の)角度を水平にするのか、少し上げるのかも全部揃えましょう、という」と話していたことがある。7人という大所帯にもかかわらず、細かな部分まで揃えているというから驚きだ。取材をしていたTOKIO・国分太一も「それはすごい。絶対個性出しちゃうから」と感心していたほどだ。さらに、振りやアクロバットは「着地の音もしていないのでは?」というほど軽やか。特に川島のアクロバット技には目を見張るものがある。また、踊っている時のメンバーの表情にも注目してみてほしい。中でもセンターを務める宮近の挑発的かつセクシーな表情は一見の価値アリだ。振付だけでなく、注目すべき点が多いTravis Japanのダンスは、ジャニーズJr.随一と言っても過言ではないだろう。

Travis Japan【ダンス動画】VOLCANO (dance ver.)
Travis Japan【ダンス動画】Lock Lock(dance ver.)
Travis Japan【ダンス動画】Happy Groovy (dance ver.)

ゆるさが病み付きになるトーク

 パフォーマンス中はビシッとキメている7人だが、ジャニーズJr.チャンネルにアップされている動画を見ると、全く違う顔が見えてくる。自分たちの記憶だけを頼りにして白塗りメイクで芸能人を再現したり、女装メイクをして誰が一番かわいいか競ったり、メンバー同士で各々のキャッチコピーを考えたり……。その中でもほぼ全員がボケを連発しており、とにかく自由だ。唯一ツッコミ役的存在の川島がいるが、収集がつかなくなることも少なくない。そのゆるさが、なんとも病みつきになる。5月16日にアップされた動画「本気で真面目なお食事会 in 下北沢」では、そのゆるさの秘密が語られている。はじめは宮近だけが進行役だったが、途中から川島も進行役をサポートし始めてくれたこと。それによって宮近も楽しめるようになったこと。松田は最初よりもメンバーの関係性が分かり、自分のキャラを出せるようになったこと。動画を見返して、「もっとここの話を膨らませられた」、「このメンバーはこうしたらもっと面白い」など研鑽をしていること。どうすればより良いものが見せられるかを真剣に考えた結果、自然体で自分らしさを出したほうがいいという答えにたどり着いたようだ。ダンスパフォーマンスでは個性を抑えて揃えることに徹している分、トークの時は個性を発揮していく。それもTravis Japanの魅力の一つである。

Travis Japan【ガチ本音】本気で真面目なお食事会 in 下北沢

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