BTS、BLACKPINKらK-POPグループのワールドツアー相次ぐ 欧米での公演が盛り上がる背景

ワールドツアーを定着できるかが今後のポイントに

 日本国内においてK-POPという言葉が使われるようになったのは1990年代だという。それから約20年の月日が経ち、日本ではすっかりK-POPというジャンルが定着し、多くのグループやアーティストたちが日本でコンサートツアーを行い、アリーナやドームクラスの会場を埋めるまでになった。しかし、こうして定着するまで誰もが最初は小さなライブハウスから始まっていた。

 欧米ではBTSが起爆剤となってK-POPブームが起きている。BTS以前よりK-POPグループたちは幾度となく欧米進出を試み、ツアーなども行ってきたが、なかなか定着しなかった事実がある。今回のブームをきっかけに多くのグループがワールドツアーを行うことが当たり前になり、それがしっかり根付くようになれば、日本のようにK-POPというジャンルが欧米にも根付いていくのかもしれない。

 BTSをきっかけにワールドツアーを行っていく中で、世界の多くの人たちに彼らのパフォーマンスの魅力を知らせていくことは、世界進出の大きな一歩になるのかもしれない。

■西門香央里
東京在住のフォトライター。K-POP、韓国トレンド、旅行、グルメ、カルチャーなどを中心にWebメディアなどで活動中。年3~4回の渡韓でエネルギーを蓄えている。いつまでも年齢不詳でありたい通年おかっぱの人。座右の銘は「努力は裏切らない」。
寄稿媒体:いまトピ、エキサイト、TABIZINE、SHELBEE…等

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